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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6535】 |
英 名
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Carcano M1938 Short Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 夏 |
国 名
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イタリア |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,020mm(実測) |
口 径
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6,5mm×52 |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【カルカノ M1938 短小銃 について】
カルカノM1891小銃は、1891年に採用されたイタリア軍初の無煙火薬使用の制式小銃です。 機関部はモーゼル方式、弾倉はエンブロック・クリップを使用するマンリッカー方式を改良した物を用いており、この機構をカルカノ式と呼びます。 M1891騎兵銃は第一次世界大戦時のイタリア軍の主力騎兵銃で、銃を背負った際に他の装具に引っ掛からない様に、ボルト・ハンドルがストック方向に折り曲げてあります。
列強における主力小銃の大口径化及び歩兵銃と騎兵銃の共用化に後れをとったイタリアは、1938年にM1891小銃の後継として口径をより強力な7,35mm×51に変更し、全長を短縮して携行しやすく改良したM1938短小銃を開発しました。 M1938短小銃は大口径化および全長の短縮の他に、照尺を300m固定式の物に変更することにより、生産の簡略化も図られていました。 また、1938年以降にはM1891の騎兵銃タイプについても、口径を7,35mmとし、リア・サイトを固定式に変更する等の改良を行ったM1891/38騎兵銃と呼ばれるモデルも製造されました。
第二次世界大戦が勃発すると、イタリア軍では新型の7,35mm弾の供給が不足した為、再び主力小銃の口径を6,5mmに戻す事になり、M1938短小銃についても6,5mmへの再統一に伴い、6,5mm口径仕様のタイプが製造されました。 また、アフリカ戦線向けに製造されたM1938短小銃の一部には、ドイツの7,92mm×57弾仕様の物も存在しました。
同様にM1891/38騎兵銃についても、口径を7,35mmから再び6,5mmに戻したモデルが製造される事となりました。 この6,5mmタイプのM1891/38騎兵銃は歩兵銃に比べて取り回しが容易であった他、製造に必要なコストや材料が少なかった事から、1940年から1943年にかけて約1,618,000挺が製造されてイタリア軍の様々な部隊に配備される事となり、大戦期にイタリアで最も多く製造された小火器となりました。
【本個体の説明】
シリアルは薬室付近左側面にAS9565となっています。 上部にはサヴォイ王家を示す王冠その下にTERNI工廠を示す刻印が確認出来ます。 また右側面には1940 XIX、リア・サイト前方に使用弾薬を示すCAL.6.5の刻印があります。
金属部は、若干の擦れや小傷が見るものの全体的に表面仕上げが良く残っています。 ボルト・ハンドル部及び傷み易いバット・プレートに若干の錆や僅かな朽ち込みが見られますが、比較的しっかりとした状態が保たれています。 マガジン・ハウジング兼トリガー・ガードの金属部分にはごく薄い表面錆が見られるもののこちらも状態は安定しており表面仕上げはしっかり残っています。 尚、銃身下部のバヨネット・ラグは除去されています。 木部は全体的に半光沢の落ち着いた仕上げで、ストックとアッパー・ハンドガードの色味も揃っています。 ストック左面にはフロント・バンドを外す際に付いたと見られる線状の跡が見られますが、比較的浅い傷に留まっています。 アッパー・ハンドガードとストックには約2mm程の隙間が見られますがハンドガードはしっかり取り付いており、ガタは見られません。 ストックのアッパー・タン付近から約4cmほどヘアライン・クラックが見られますが現状、強度に影響のない程度です。 またストックの一部には黒い染みが見られますが大きな違和感はありません。 それ以外での目立った破損、欠損は見受けられず比較的良好な状態です。 ストック左側面には数字と思われる焼印の痕が見られますが、薄くなっており判別は難しくなっています。 トリガーとの連動は無いもののセーフティー・レバーを動かすことが可能です。
トリガーのテンションがあり、ボルトが閉じた状態の旧加工品です。 東京店在庫品 (TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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