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ベルチェー Mle M1916 騎兵銃 (#98670) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6533】 |
英 名
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Berthier Mle M1916 Carbine |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 夏 |
国 名
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フランス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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945mm |
口 径
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8mm×50R |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ベルチェー Mle M1916 騎兵銃 について】
Mle 1886 ライフルの作動機構を改良し、マンリッカーの装填方式を組み込んだものがMle 1890ライフルでした。 この改良は鉄道技術者であったベルチェーが行ったため、その名で呼ばれることがあります。 フランスはドイツが同じマンリッカー方式のGew.88を採用したために、ベルチェーの採用を決定します。
しかしながら装弾数が3発という点が、他国の主力小銃(5発)より少なく、その点を改良しクリップを5発にし、このため銃床からマガジンが下部に突き出すような形になったものがMle M1916です。
装弾数の改良はなされましたが、弾がクリップから無くなると、クリップを下に落とすシステムのため、下部のクリップ排出穴から砂塵や異物による装弾不良を起こし易い弱点があったため、この排出口に蓋を付け、クリップ排出の際にはこの蓋を手動で開ける必要がありました。
また装弾数の変更により銃とクリップの移行が現場で間に合わず、現場には3発と5発のベルチェー銃とクリップがそれぞれに混在することにより、現場に混乱を招いたようです。
連発銃の進歩の只中にあったがゆえに時代翻弄された銃とも言えるでしょう。 Mle M1916騎兵銃は、Mle M1916歩兵銃の銃身を短宿させ、さらに着剣装置を付けたモデルで、歩兵銃と同様にハンドガードが付いています。 ボルト・ハンドルは騎兵銃独特の曲がったタイプで背負った時にハンドルが背中に当たらないようになっています。 歩兵銃とは銃剣が違うので着剣装置の形状が異なります。
【本個体の説明】
本品の機関部左側面には薄くなっているものの本品を製造したサン=テティエンヌ造兵廠を表す「St Etienne」の筆記体刻印が確認できます。「M16」のモデル名は明瞭に刻印されています。 薬室左側面には#98670のシリアルNo.刻印が入っています。 これはトリガー・ガード下部とバット・ストック左側面の打刻でマッチしています。 尚、ボルト・ハンドルのシリアルNo.のみ23874となっています。
金属部は経年に伴う擦れやごく僅かな表面錆が見られあるものの、全体的にオリジナルの表面仕上げが残っており良好な状態です。 白磨きのボルト部分も僅かな時代錆が見られるのみで良好な状態が保たれています。 傷み易いバット・プレートには若干の錆が見られますがストックにしっかりと取り付いておりガタや隙間は見られません。
木部は機関部同様に良好なコンディションで、ストックとアッパー・ハンドガードの色合いはマッチしています。 木部には一部に小傷や打ち傷が見られますが、大きな欠損は見られません。 バット・ストック下面周辺に線状の打ち傷が数箇所確認できますが、欠けは見られません。 リア・スイベル金具付近に僅かなクラックが見られますが、現状強度に影響は見られません。 ストックとアッパー・ハンドガードの隙間やアッパー・ハンドガードのガタは最小限です。
全体的に保存状態が良く、各部しっかりとした一品です。 弾倉部のダスト・カバーの開閉やリア・サイトの調整操作については問題なく行う事が可能です。 本銃は第一次世界大戦を語るには無くてはならない銃ながら、入荷の絶対数が極めて少ない稀少な銃です。 本品と同じモデルの輸入数は少なく、尚且つ旧加工品の本個体はさらに希少価値のある品となっています。
ボルトが閉鎖状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品(TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい
詳細画像はこちら
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい
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