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SIG M1920 短機関銃 (旧日本帝国海軍陸戦隊 ベ式自動拳銃) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6508】 |
英 名
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Bergmann Sub Machinegun used by Japanese Naval Landing Force |
種 類
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短機関銃、無可動実銃買取品 2020年 春 |
国 名
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日本 / スイス |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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812mm |
口 径
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7,63mm×25 Mauser |
装 弾
数
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50発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【SIG M1920 短機関銃 (旧日本帝国海軍陸戦隊 ベ式自動拳銃) について】
海軍陸戦隊が上海事変で使用した、スイス製のSIG M1920 短機関銃に日本軍の三十年式銃剣を装着出来るように着剣装置を付けたモデルです。
ベ式自動拳銃のベースとなったSIG M1920 短機関銃は、ドイツのベルグマンMP18/I短機関銃を改良し、スイスのSIGでライセンス生産されたモデルで、1920年から1927年にかけて生産が行われました。 SIG M1920短機関銃のマガジン・ハウジング上面には、ベルグマンのパテントに基づいて生産された事を示す「Brevet Bergmann」のパテント刻印が入っています。 SIG M1920短機関銃の作動方式は、MP18と同様シンプルなブローバック方式で、オープン・ボルト位置から射撃を行い、射撃機能はフル・オートマチックのみでした。 円筒形のレシーバーには、ボルトを後退させた状態でロックする為にセーフティ・ポジションのL字型切り欠きが設けられています。 銃身には空冷孔の開いたバレル・ジャケットが装備されました。 リア・サイトは100mから1,000mまでの間で調整可能なタンジェント・タイプの物が装備されています。 使用するマガジンはMP18の様なスネイル・マガジンではなく、50連の箱型マガジンで、7,65mm×22 パラベラム弾及び7,63mm×25 モーゼル弾の2種類の口径のモデルが生産され、フィンランドや日本、中国に輸出されました。
日本では1920年代にMP28II短機関銃を少数輸入して試験した他、1922年 (大正11年) にスイスのSIG社から7,63mm モーゼル弾仕様及び7,65mm パラベラム仕様のSIG M1920 短機関銃を合計5挺輸入し、試験評価を行いました。 その後、更に120挺のSIG M1920 短機関銃が帝国陸軍及び帝国海軍の試験評価用に輸入されて、海軍はその実用性を認めて海軍陸戦隊への支給が行われたものの、帝国陸軍では採用には至りませんでした。 日本軍では (中国軍からの鹵獲品も含め) ベルグマン系短機関銃を全てベ式と呼称しました。 また、帝国海軍では短機関銃を自動拳銃と呼称しました。 帝国海軍では第一次上海事変直前の昭和4年から昭和6年にかけて320挺のベ式を購入した事が知られており、記録には残っていないものの更に数百挺のベ式が輸入された可能性も考えられます。 ベ式自動拳銃 (SIG M1920) の使用弾薬は7,63mm×25 モーゼル弾で、着剣装置は初期に日本に輸入されて運用された個体には装備されておらず、後期輸入品より装備されるようになりました。 (MM)
【本個体の説明】
本品は帝国海軍が使用したオリジナルの状態のベ式短機関銃で、三十年式銃剣を装着出来るように着剣装置が装備されています。 マガジン・ハウジング上面には「BREVET BERGMANN」の刻印が入っています。 本品は全体に使用感も殆ど見受けられず、希少なベ式としては極めて良好な状態が保たれています。
金属部は僅かな保管上の小傷を除いて目立った錆等も見受けられず、全体にオリジナルの仕上げも良好に残っています。 また、木製銃床についても打ち傷等も最小限で、こちらも艶のある仕上げが良好に残っています。 バット・プレート部については角の部分に若干の擦れ等は見受けられるものの、目立った錆や朽ち込み等も見受けられません。 シリアルNo.はアッパー・レシーバー、ロア・レシーバー側ヒンジ基部、レシーバー・エンド・キャップ、トリガー・ガード、ストックでマッチしています。 尚、上下レシーバー・ヒンジ部ネジのシリアルNo.のみ878となっています。 付属のマガジンはオリジナルのSIG M1920 短機関銃用 50連タイプで、シリアルNo.は810となっています。 マガジンには若干の擦れや僅かな表面錆は見られるものの、目立った凹みや変形等は見受けられず、本体への着脱についても問題なく行う事が可能です。 タンジェント式リア・サイトの調整やレシーバーのテイクダウン操作についても問題ありません。 初期型の三十年式銃剣 (東京砲兵工廠製) が付属致します。 銃剣の銃本体への取り付けはややタイトですが、取り付け時のガタつき等は殆ど見られません。 銃剣は木部に若干の欠けが見られる他、鞘や刀身に一部表面錆が見受けられるものの、概ねしっかりとした状態が保たれています。 刀身は13cm以下にカットされており、切断済みの剣先が付属します。
ベ式短機関銃は国内に1挺しか入荷していない極めて希少な品です。 ボルトが閉じた状態で溶接固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (MM)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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