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シャスポー Mle 1866 歩兵銃 (1型、無可動古式銃、#F49806)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【6416】
英  名
 Chassepot M1866 Needle-Fire Infantry Rifle,1st Model
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、ボルト・アクション、資料、ガゼット Vol. 17、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2021年 夏
国  名
 フランス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,310mm
口  径
 13mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物とは異なります。
コメント
 【シャスポー M1866 歩兵銃について】
(画像と現物は異なります)
1841年に帝政ドイツ (プロイセン) は、世界初のニードル・ファイア式ボルト・アクション・ライフルであるドライゼ ライフルを開発して世界中を驚かしました。 1862年型のドライゼ・ライフルは完成度が高く、特にライバル国フランスが、その新型小銃に脅威を感じていました。 その後、フランスはドライゼの機構にアレンジを加えてAntoine Alphonse Chassepot (1833–1905年) が発明したガス漏れ防止用機構を取り入れて、1864年にシャスポー ライフルが開発されました。 1866年にはシャスポー M1866 歩兵銃としてフランス軍の制式小銃となりました。 シャスポー ライフルは、フランスのサンテティエンヌ造兵廠などフランス国内で100万挺以上製造されたフランスを代表する画期的な小銃でした。 またイギリス、オーストリア、ベルギーなどでもライセンス生産が行われました。 1870〜71年の普仏戦争では戦略上の理由でプロシア軍に大敗を期してしまいましたが、シャスポー ライフルの活躍は目を見張るものがありました。 また、幕末期の慶應二年にはナポレオン三世から徳川幕府に対し2,000挺のシャスポー ライフルが贈られました。 その後、徳川幕府は追加で更に2,000挺を注文したと言われています。 日本ではニードル・ファイア式は火針式と呼ばれました。
シャスポー ライフルの弾薬は紙巻の特殊弾薬で、紙製の薬莢は発射時に燃え尽きてしまい排莢する必要はありませんでした。 一見単発センター・ファイアのボルト・アクション・ライフルに似ていますが、ボルトはボルト・ヘッド、ゴム製の塞環、針のような撃針、撃針バネで構成されています。 シャスポー ライフルはドライゼよりもはるかに近代的なボルト・アクションに近いシステムになっています。 ドライゼ・ライフルはガス漏れを抑えるために前装銃よりも弱装の弾薬を使用しており、射程距離が短い欠点を持っていました。 シャスポー ライフルは発射時の圧力でボルト・ヘッドが後方に押されゴム製の塞環 (リング) が押しつぶされて膨張する事によって薬室内壁に密着する構造になっていました。 これにより発射ガスの吹き戻しを防ぐ事ができ、射手の手や顔が守られました。 火薬と一緒に紙製の薬莢が燃え尽きてボルト・ヘッドにかかる圧力が低下すると、ゴム製の塞環 (リング) は元に戻って密着が解かれ、ボルトを引いて次弾の装填が出来ました。 このように膨張と伸縮を繰り返すゴム製の塞環 (リング) は消耗品で、兵士は予備のリング数個と折れやすい針状の撃針を携帯しました。 (MM)

【本個体の説明】
本品はシャスポー 小銃がフランスに採用された年 (1867) に生産された極初期型 (1型) です。 1869年までの1型にはコッキング・ピース後部に大きな切れ込みがあり、さらに1868年まではボルト・ハンドルの後部にチェッカーリングが入っていました。 本品は典型的な1型 (1er Modèle) です。 バット・ストック右側面には製造所と製造年月が入っています。 本品は1867年11月製でバット・ストック刻印の真ん中に取り付けられた木製の別部品には「MI」の刻印が入っています。 薬室前方の銃身右側には「S.1867」の刻印が入っている事から、St. Etienne造兵廠で1867年に製造された事が判ります。 また、銃身にも銃床と同じく「MI」の刻印が入っていますが、これはフランス第二帝政時代の1870年以前に生産された品に見られるもので、「Manufacture Impériale (王立造兵廠製)」を意味しています。 シリアルNo.は銃身、ボルト・ハンドル、着剣ラグ、銃床でマッチしています。
本品の金属部は全体に白磨きの美しい状態が保たれており、一部に僅かな時代錆や表面錆痕は見られるものの、目立った破損や欠損、朽ち込み等は見られず、製造された年代を考慮すると非常に良好な状態が保たれています。 木製銃床についても全体にやや打ち傷が見受けられるものの、こちらも大きな破損や欠損、痩せ等は見受けられず、各部の刻印もはっきり残った良好な状態が保たれています。 銃把後部にやや目立つ打ち傷は見られますが、時代は付いており、殆ど気にならないレベルです。 傷み易いバット・プレートについてもやや打ち傷や若干の表面錆は見られるもののが、こちらも目立った変形や朽ち込み等は見られず、銃床への取り付けもガタつきもなくしっかりとしています。 フロント/リア・バンドの取り付けにも目立ったガタつきは見られません。 リア・サイトの起倒・調整については問題なく行う事が可能です。
トリガーテンションのある、ボルトが閉鎖状態で溶接固定された旧加工品です。 (MM)(KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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