|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【6343】 |
英 名
|
Carcano M1891 Infantry Rifle |
種 類
|
ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2017年 春 |
国 名
|
イタリア |
時 代
|
第一次大戦前(〜1914) |
全 長
|
1,290mm |
口 径
|
6,5mm×52 |
装 弾
数
|
6発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物です。 |
コメント
|
【カルカノ M1891 歩兵銃 について】
1891年に採用されたイタリア軍初の無煙火薬使用の制式小銃です。 M1891 小銃はトリノ陸軍工廠でサルバトーレ・カルカノ技師によって開発されました。 また機構的にはマンリッヒャー式の挿弾子を使うためマンリッヒャーのイメージが強いですが実際にカルカノ小銃はドイツのGew88の影響を強く受けた小銃です。
イタリア軍はM1891小銃を主力として第一次世界大戦の対オーストリア戦、エチオピア戦争、第二次世界大戦ではアフリカ戦線、東部戦線、本土であるイタリア戦線まで広く使用しました。 1943年のイタリア降伏後にはドイツ軍が大量に接収し自国の国民突撃隊に配備しました。
また戦後においても中東各国で戦争で正規軍非正規軍、問わず使われました。
【本個体の説明】
薬室付近左側面に荒れは見られますが、#5529のシリアル等が確認でき上部にはTERNI(TERNI工廠)の刻印が確認できます。
ボルト・ハンドルにはイタリア王国を示す小さな王冠の刻印があります。
金属部はごく薄い朽ち込み錆の跡が見受けられますが、ブルーイングも残っておりオリジナルの雰囲気をよく残しています。
弾倉兼トリガー・ガードやリア・サイトなどはやや退色している印象ですが機関部や銃身などはブルーが残っています。
前後のスリング・スイベルも問題なく可動します。
木部は全体的にスレや打ち傷が散見されますが、大きな破損等は無く仕上げの艶も程よく残っており概ね良い状態です。
強いて言えばグリップ部左面に釘による補強、アッパー・タング付近から伸びた4.5cm程のクラックと釘による補修痕が見受けられますが、現状強度的に問題はありません。
その他大きな割れや欠けは見られません。
またストックと比べるとアッパー・ハンドガードの色味が若干濃いように感じますが、あまり違和感はありません。
ストック左側面には見難くなっていますが「2H 678」等の刻印や円形の印が確認できます。
痛みやすいバット・プレートには表面錆や打ち傷が見られますが、ガタツキ等は無くしっかりと固定されています。
全体を通して程よく時代を感じられる雰囲気のある品です。 ぜひコレクションに加えられてはいかがでしょうか。
薬室左側面にスリットがありトリガーのテンションが無く、ボルトの先端が切除された状態の新加工品です。 東京店在庫品(MW)
また専用クリーニング・ロッドも別売り¥5,400(税込)にて販売中です。
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |