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ウィンチェスター M1912 ショットガン (ミネソタ州警察刻印、#794165) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6260】 |
英 名
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Winchester Model 1912 Shotgun, Minnesota state patrol issue. |
種 類
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散弾銃、無可動実銃新入荷品 2019年4月 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1015mm(実測) |
口 径
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12GA |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ウィンチェスター M1912 ショットガンについて】
ウインチェスター M1912(Model 12)は、大成功したM1897ショットガンの改良型として発表されました。
M1897は完成度の高いショットガンでしたが、外装式ハンマーゆえに開放部が多く、まれに異物侵入により作動が妨げられ事がありました。ブリーチ・ボルトが後退する構造は、グリップを誤ると手に衝突する危険性がありました。それらを改善するため、同社で多くの製品を手掛けていたトーマス・C・ジョンソンにより、内臓式ハンマーとする再設計が行われました。内臓式ハンマーとする事で、ボルト作動範囲をレシーバー内に収め、開放部はエジェクション・ポートとローデング・ゲートに絞り、作動の信頼性や操作性を高める事に成功しました。また、M1897と同じくトリガーを引きながらポンプ操作をする事で速射出来る特徴も残されていました。
まず20GAの狩猟用モデルを市場に投入した後、12、16、28GA、バレル長、チャンバー長や、装備品や仕上げの違いによるグレード展開を行い、様々な需要に対応した事により、アメリカ国内はもとより海外でも官民問わず非常に高い人気を得る事に成功しました。アメリカ軍用としては陸軍や海兵隊がM97と合わせ“トレンチ・ガン”として多数調達した他、海軍や陸軍航空隊の警備任務に用いられました。特にジャングルが主戦場となった太平洋戦争にて威力を発揮。後の朝鮮戦争やベトナム戦争でも接近戦用火器として多用され絶大な信頼を寄せました。“パーフェクト・リピーター”と渾名される程、ポンプ・アクション式ショットガンの完成形と評され、1964年、コストによる問題で製造が中止されるまで各種バリエーション合わせて約200万挺が製造されています。その高い完成度は、数え切れない程多くの後発他社によるポンプ・アクション式ショットガンの手本となりました。今日においてもコレクションとしてだけではなく、実用品としても高い人気を誇っています。
【本個体の説明】
本個体はシリアルナンバー794165で1938年製造、ミネソタ州警察で使用された品です。ミネソタ州警察は1973年にハイウェイ・パトロールと統合され、道路交通網や11の地区に分けられた州全域の広大なエリアを管轄しており、ポンプ・アクション式ショットガンをパトロール・カー用の標準車載装備として使用しています。本個体もそのような使用の後、民間市場に放出された物です。12GA仕様で約19インチのバレルが装着されています
金属部はオリジナルのブルーイングから使用や経年により地金の露出が進み、白磨き様の色味になっており、長年の実用に耐え、使い込まれた見事な風合いが出ています。小傷や浅い朽ち込み、表面錆が見られますが、外観を大きく損なう物は見られません。木製のフォア・エンド、ストックも同様に良好な状態にあり、打ち傷や線傷が散見される程度で、目に付く割れやヒビもなく、オイル・ステインにて補修がされており、落ち着いた色味となっています。ウインチェスター・オリジナルの樹脂製のフラット・バット・プレートが装着されています。セフティ・ボタンも問題なく作動します。総じて使用感はありますが、目立つ欠点は無く、何より使い込まれた銃ならではの迫力を持つ、お薦めできる一挺です。トリガー・テンションの無い、ボルトが開いた位置で溶接固定された新加工品です。東京店在庫品(OS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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