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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【6226】 |
英 名
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Type 38 Short Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2019年 春 |
国 名
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日本 |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,005mm(実測) |
口 径
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6,5mm×50 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【三八式砲兵銃 について】
三八式歩兵銃は日露戦争後の明治38年 (西暦1905年、皇紀2565年) に日本陸軍が制式採用した小銃です。
製造は東京砲兵工廠で行われ、三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉 (後に南部式自動拳銃と十四年式拳銃を開発) が担当しました。 機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴 (遊底覆など) も取り入れて、明治38年に改良型が制式となりました。 以来日本軍の主力小銃となり日本の小銃の代名詞ともなり、九九式小銃と共に終戦まで使用されました。 6,5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。 日本海軍の陸戦隊も使用していましたが、海軍部内では単に三八式小銃と称していました。 海外ではType-38 Arisaka Rifleと呼ばれています (実際は有坂成章陸軍大佐が開発に関与したのは三十年式歩兵銃まで)。 満州をはじめ中国大陸の戦線で使用してみると、大陸特有の細かい砂塵が機関部内に入り込み作動不良を起こし、対応として遊底覆いを追加する事になりました。
戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出されました。 また中国で武装解除された部隊が使用した相当数の旧日本軍小火器は、戦後中国軍によって使用されました。
本品は中国軍にて三八式歩兵銃を切り詰めて、騎兵銃に近いサイズ (約3cm長め) にした俗称「三八式砲兵銃」と呼ばれる品です。 短小化された際に、ハンドガードとフロント・バンドの位置が変わっており、その為に固定バネの位置も変わってきています。 尚、銃身長は短くなっていますが、リア・サイトは歩兵銃用がそのまま取り付けられています。
【本個体の説明】
本品の機関部左側面には、シリアルNo.の他、東京砲兵工廠小石川小銃製造所を示す四つ輪の刻印が入っています。 薬室上面の菊花紋章は一部を残して消えていますが、「三八式」の刻印ははっきりと残っています。 本品の安全子は突起の大きい初期型、バット・プレートも前期のプレート型、リア・サイトについてもVノッチ型の前期タイプが取り付けられています。 尚、フロント・サイトはサイト・ガードの付いた後期のタイプとなっています。 フロント・バンドに「め196」及び「627」の刻印が見られる他、アッパー・タング及びトリガー・ガードにも「627」の刻印が入っています。
本品の金属部は大部分に仕上げが薄くなり、金属の地肌が表れている箇所が見受けられます。 銃身や機関部表面にはやや朽ち込み痕や表面錆が散見されますが、全体としては比較的しっかりとした状態が保たれています。 木部についても全体に打ち傷や若干の欠けが散見されますが、全体としては大きな破損や欠損等は見られず、各部のガタつきなども殆ど見られません。 リア・バンド前方の銃床下部に長さ9cm程のひびが見られるものの、現状では強度的にしっかりとした状態が保たれています。 バット・ストックの上下の継ぎ目にやや隙間が見られますが、現状ではガタつきもなくしっかりとしています。 傷み易いバット・プレートについてはやや朽ち込み痕や表面錆が見られるものの、大きな変形等は見られません。 銃床との取り付け部周辺の木部にやや痩せが見られるものの、銃床への取り付けはガタつきもなくしっかりとしています。 フロント・バンドを留める板バネは欠品していますが、現状ではフロント・バンドは銃床にしっかりと固定されており、簡単に外れてしまう事はありません。 弾倉底板のロックが固着している為、現状では弾倉底板の取り外しが出来なくなっています。 リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。 尚、本品のエキストラクター及びエキストラクター・リングは欠品しています。 また、安全子はバネのテンションがかかっていないため前後にややガタつきが見られます。 さく杖は付属致しません。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記のリンク先の詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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