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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5961】 |
英 名
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Type 89 Grenade Discharger, Late Production |
種 類
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単発、擲弾筒、無可動実銃買取品 2018年 夏 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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610mm |
口 径
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50mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【八九式重擲弾筒 後期型 について】
旧日本陸軍で使用された個人携帯可能な口径50mmの擲弾筒で、兵士一人が片手で運搬でき、更に榴弾の発射操作まで一人で行える画期的な兵器でした。 大正十年 (1921年) に仮制式となった十年式擲弾筒の欠点を改善する為に開発が進められ、1932年に制式となりました。 十年式擲弾筒と八九式重擲弾筒は形状が非常に良く似ている為に、十年式擲弾筒 (本体重量2,6kg) が軽擲弾筒、八九式擲弾筒 (4,7kg) が重擲弾筒と呼ばれました。 使用弾薬は専用の八九式榴弾の他、射程が劣るものの十一年式手榴弾や九一式手榴弾を発射する事も可能です。 十年式擲弾筒ではガス抜き孔の調整機構及び射角を変化させる事によって射程を変化させる事が可能でしたが、操作が煩雑になるという欠点がありました。 その為、八九式擲弾筒では、発射筒の下部に設けられた転輪 (ダイアル) を回転させる事によって、発射筒内の容積を変化させ、相対的に砲身長を変化させる事で射程の調整が可能な構造となっています。 八九式重擲弾筒の発射操作は通常は45度の射角で保持した状態で行われました。 八九式重擲弾筒の製造は1945年まで行われ、約12万挺が製造されました。八九式重擲弾筒は生産時期に応じて何度か改良が加えられましたが、大きく分けて前期型と後期型が存在します。 後期型では砲身上の照準線が前期型よりも太くなった他、各部が強化され、筒身と柄桿の留め具が大型で折り畳み式のタイプに変更されました。 (KK)
【本個体の説明】
本品は昭和十七年に製造された八九式重擲弾筒の後期型で、シリアルNo.は44578となっています。 筒身にはシリアルNo.や「昭十七」の刻印の他、丸の中にカタカナの「セ」が入った刻印及び大阪工廠を示す「阪」の刻印が見られます。 シリアルNo.は筒身、筒身基部、柄桿、駐板、撃茎室、引鉄、整度器でマッチしたオリジナル度の高い品です。
本品の筒身は全体に黒色塗装による再仕上が行われているものの、丁寧に仕上げられている為、殆ど違和感は見られません。 柄桿及び駐板部については、やや表面仕上げが薄くなっている箇所や若干の表面錆は見受けられるものの、目立った破損や朽ち込み等は見受けられず、一部にオリジナルの仕上げも比較的残った良好な状態が保たれています。 引革、柄桿外被、整度器ネジの緩み止め用駐鐶は欠品しているものの、それ以外には大きな破損や欠損は見受けられず、全体にしっかりとした状態が保たれた品です。
無可動加工の関係上、砲身のほぼ全体(約8割)に鋼鉄の太い棒が入っています。 大阪店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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