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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5906】 |
英 名
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Type 11 Light Machinegun |
種 類
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軽機関銃、一品物、無可動実銃新入荷品 2018年7月 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,100 mm |
口 径
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6,5mm×50 |
装 弾
数
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30発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【十一年式 軽機関銃 について】
日本軍の初の制式軽機関銃として南部麒次郎氏を中心に開発され、大正11年(1922年)に制式となった軽機関銃です。
同時期の他国の機関銃の多くが箱型弾倉や保弾板、ベルト弾帯による給弾方式の中この十一年式軽機関銃は銃の左側面にある装填架と呼ばれる弾倉に小銃弾が付いた通常の挿弾子を上からそのまま平置きし装填するというあまり例のない珍しい給弾方式を採用しました。 その方式はホッパー式とも呼ばれ装填架にある装弾装置が動き弾丸を順番に機関部へ送る構造となっており、次の実包付き挿弾子は装填架のバネの付いた蓋により下へ押され順次装弾され射撃後に残った空の挿弾子は装填架の穴から自動的に脱落しました。 また箱型弾倉と違い射撃を止め装填架の蓋を開け発射した分だけの挿弾子そのまま補充することも可能でした。
この十一年式軽機関銃の機構は三八式歩兵銃などと同じ補給システムで運用が可能で兵站負担を掛けない素晴らしい方式と思われました、しかし実際の戦場においては精巧な十一年式軽機関銃の給弾方式がかえって仇となり大陸の埃や泥により故障が多発、将兵の不評を買い、また三八式などと同じ弾丸が使えるという利点もガス圧のバランスが悪かったため結局十一年式軽機関銃用専用の減装弾が配備される事となり当初の目的と裏腹に兵站の負担軽減とはなりませんでした。
ともあれ1923年と早い時期に部隊に配備され、後継の九六式軽機関銃や九九式軽機関銃が配備された後も中国戦線を中心に終戦まで貴重な軽機として使われ続けました。 また派生型として車載用の九一式車載軽機関銃、航空機用の八九式旋回機関銃も製作されました
太平洋戦争が始まった昭和16年(1941年)までに小倉造兵廠や名古屋造兵廠などで計約29,000挺が生産されました。
【本個体の説明】
本品は昭和8年8月製造の名古屋造兵廠製で、製造年月を示す「昭.8.8」や名古屋造所製を示す「名」の刻印の他、形式名の「十一年式」及び製造番号の「308」の刻印等が確認できます。 本品は85年前に製作された軽機関銃ですが極めて良いコンディションを保っています。 金属部も経年により小傷や表面錆スレ傷等がありますが大きな瑕疵は無く、こちらも大変美しい状態です。 バレル・フィンの一部に打ち傷は見受けられますが、殆ど気にならないレベルのものです。 尚、銃身及び規制子のシリアルNo.は7413となっています。
バット・ストックの木部はやや当たり傷は見受けられるものの、目立った破損や欠損箇所は見られずしっかりとした状態が保たれています。 バット・プレートについても若干の表面錆や僅かな凹みは見受けられるものの、取り付けにガタつきなどは見受けられず、こちらもしっかりとした状態が保たれています。 尚、本品には装填架 (ホッパー) は付属致しません。
細く繊細な二脚の状態も素晴らしい状態です。 二脚の展開やリア・サイトの調整操作については問題なく行う事が可能です。
金属部全体のブルー仕上げが大変良い状態で保たれており、装填架は無いものの擦れ、打ち傷などはわずかな、今後お目にかかる可能性が極めて低い歴史的にも大変希少な品です。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 東京店在庫品。(AW)(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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