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トルコ M1888/05/35 歩兵銃  
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価格(税込)
 \330,000
商品番号
 【5843】
英  名
 Turkish M1888/05/35 Infantry Rifle
種  類
 ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2018年 夏、ガゼット Vol. 17、長野倉庫在庫品
国  名
 トルコ / ドイツ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,240mm
口  径
 7,92mm×57
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 非公開
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【トルコ M1888/05/35 歩兵銃について】
トルコ軍のM1888/05/35 歩兵銃は、1935年にドイツ軍 (またはトルコ軍用) のGew.88/05 歩兵銃をトルコ軍の当時の主要小銃であったモーゼル M1903/30 歩兵銃に準ずるように改良した品です。
Gew.88 歩兵銃は、1888年にドイツ軍で採用されたマンリッカー方式のクリップ(Mannlicher Enbloc Clip System)を使用する連発ボルト・アクション・ライフルで、木製のアッパー・ハンドガードの代わりとなる鋼板製のバレル・ジャケットが外観的特徴です。 1886年にフランスでは世界初の無煙火薬を用いた連発式小銃であるレベルM1886が採用されましたが、遅れを取ったドイツ帝国は「G.P.K.(ドイツ軍火器委員会)」を組織し、その設計により無煙火薬とフランスの8mm×50レベル弾に倣った円頭弾頭の7,92mm M/88弾 "Patrone 7,9mm J" を使用する新型小銃であるGew.88を開発し採用しました。
Gew.88/05小銃は、Gew.88の装填方法をマンリッカー方式のクリップによる装填方式からGew.98と同様に通常のストリッパー・クリップを使用出来るようにした改良型です。 外見上の特徴は排莢口後部にクリップ・ガイドを設けマガジン底部にあったマンリッカー方式のクリップ排出孔が鉄製のカバー (脱着可能) により塞がれている点です。 また、外部からは見えませんがマガジン内部も改良されています。 さらに使用弾薬も円頭弾頭の7,9mm M/88弾の代わりに尖頭弾である7,92mm×57 Mauser弾に変更されました。 尚、装弾方法が変更になった際に薬室後部に弾頭先端が当たるのを防ぐ為、1mmほどレシーバー・リング後部が半円形に削られました。 またGew.88/05のレシーバーの左側面のレシーバー・レールには、ストリッパー・クリップを使って装弾した際に親指が当たる部分が丸く削られているのも特徴です。
第一次世界大戦中の1917年にドイツ軍が同盟国であるトルコ軍に大量のGew.88/05 歩兵銃を供与し、戦前からトルコ軍用として使用されていたGew.88/05 歩兵銃を含めると第一次大戦終了後には膨大な量の同小銃がトルコ軍内にありました。
Gew.88/05 歩兵銃とGew.88 歩兵銃の共通の特徴である、銃身の薄い鋼板製のバレル・ジャケットは銃身が直接木部に接触するのを防ぐ事で命中精度を出す事を狙ったものですが、結果的にこの隙間に水が溜まりやすく、錆の発生の原因となる問題がありました。 1935年にトルコ軍はこの時代遅れのバレル・ジャケットと共に銃身も7,92mm×57 Mauser弾に最適な物へと換装し、M1888/05/35 歩兵銃が誕生しました。 M1888/05/35 歩兵銃は元となったM1888/05の仕様によって刻印などに多くのバリエーションがあります。 (MM)

【本個体の説明】
本個体は1935年にGew.88/05をM1888/05/35 歩兵銃に改良した品です。 薬室上部にはドイツの刻印が見当たらないので本品はトルコ製のGew.88からの改良品と思われます。 レシーバー左側面のレシーバー・レールには「MOD.88」の刻印が確認出来る珍しい品です。 また、薬室上面には「1935」の刻印が入っている他、薬室左側面に「8×57IS」の口径表示刻印が入っています。 機関部のシリアルNo.は2990で、シリアルNo.はリア・サイト、リア・サイト・ベースでマッチしています。 その他、バット・プレートのシリアルNo.が8319、トリガー・ガード・ハウジングが9503となっています。 弾倉底板には1914の刻印が確認できます。 銃床は銃把下部に「S」の刻印が入っています。
1890年代に元となったGew.88が生産された事を考えると100年以上の時代が経っており、その経年の使用感が見られるものの、全体的には美しい状態が保たれています。 銃身と機関部は当時の再仕上げがほぼ完全に残っており、ボルトは白磨きの状態が良く美しい品です。 弾倉右側面の銃床との境界付近に若干の表面錆痕が見られるものの、殆ど気にならないレベルのものです。 木部はトルコ軍独特の明るい仕上げになっており、木製ハンドガードもストック本体と色合いがマッチしています。 フロント・バンド及びリア・バンドの取り付けはガタつきもなくしっかりとしており、前後のスリング・スイベルについても固着等は見られず動きはスムーズです。 傷み易いバット・プレートについても若干の小傷や擦れ、表面錆痕は見られるものの、目立った変形等は見受けられず、銃床への取り付けについてもガタつきもなくしっかりとしています。 100年以上昔に製造されたにも拘らずしっかりとした、トルコ軍用銃としては珍しく美しい品です。 全体的に大きな欠損、破損は確認できません。 リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。 鉄製クリーニング・ロッドが付属致します。
トリガーテンションの有る、ボルトが完全に閉じた状態で固定された旧加工品です。(MM)(KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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