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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5739】 |
英 名
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HK21 General Purpose Machinegun |
種 類
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軽機関銃、汎用機関銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2021年 夏 |
国 名
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戦後ドイツ / ポルトガル |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,030mm(実測) |
口 径
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7,62mm×51 |
装 弾
数
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20発/ベルト給弾 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【HK21 汎用機関銃 について】
ドイツのHeckler & Koch (HK) 社が同社のGew.3自動小銃をベースに1961年に開発した汎用機関銃です。 ユニット交換によりベルト給弾とマガジン給弾の切り替えを可能としている他、銃身をヘビー・バレル化し迅速な銃身交換も可能となっています。 射撃機能はセミ/フル・オートマチックの切り替えが可能で、発射速度は約800発/分となっています。 リア・サイトは回転カム式のエレベーション機構を備えており、射程200mから1,200mまで100m毎の調整が可能です。 射撃はクローズド・ボルト位置から行われ、Gew.3由来のローラー遅延ブローバック式の閉鎖機構や銃身とレシーバーの精密な組み合わせも相まって、高い命中精度を備えています。 また、銃身の交換をボルト後退時のみ可能とするなど安全面も考慮されています。
HK社ではHK21をベースに5,56mm×45弾仕様であるHK21Aも開発されましたが、こちらはトライアルに参加した物の、量産には移されませんでした。 その後、現場の声を基にHK21の改良型として登場したHK21A1は、バット・ストック下部に銃の重量バランスやホールド性を改善する為の段差が設けられた他、100m〜600mまでの射程に対応した4倍スコープが用意されました。 その他にも一名での運用を容易にする為、各種のアクセサリーが用意されました。 銃身も改良され、ライフリングが従来の山と谷を組み合わせたものから、ポリゴナル・ライフリングへと改良されています。 さらに本体には分離もしくは非分離式ベルト・リンクを収納したアモ・ボックスを取り付ける事も可能となっています。 また、移動射撃時の取り回しを改善する為、レシーバー前方に取り付け可能なアサルト・グリップ (後にサポート・グリップと名称変更) が用意されました。 その後、HK21A1の更なる改良型として、レシーバーを94mm、銃身を110mm延長したHK21Eと呼ばれるモデルも1980年代前半から製造が行われました。 HK21Eでは銃身交換用のグリップにも改良が行われ、より迅速な交換が可能となっています。 また、HK21Eではボルト・フォワードが追加された他、本体にキャリング・ハンドルも追加されました。 また、本体上部にはSTANAG規格の照準器マウントも装備できるよう改良が行われています。
HK21は精度が高く一名での運用が可能な優れた汎用機関銃でしたが、ドイツ連邦軍では既にMG3汎用機関銃の採用が決定されていた事から、HK社では主に輸出市場向けにHK21の製造を行いました。 最初にHK21を輸入したのはポルトガルで、その後自国でのライセンス生産が行われました。 また、ギリシャでも同様にライセンス生産が行われました。 その他、スウェーデンや多くのアフリカ、アジア諸国でも本銃の輸入が行われました。 1977年末の時点で、約2万挺のHK21及び改良モデルであるHK21A1が20か国に販売されたと言われています。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品はポルトガルのFMP (Fabrica Militar de Portugal) でライセンス生産されたHK21汎用機関銃で、レシーバー上面にはシリアルNo.15668に加えて「HK 21」のモデル名刻印や「FMP」の刻印、製造年月を示す「1/71」の刻印が入っています。 セレクター表記は「S-E-F」のアルファベット表記となっています。 シリアルNo.はアッパー・レシーバー、ロア・レシーバー、ベルト給弾ユニットが下3桁でマッチしています。 尚、バット・ストック基部のシリアルNo.は729、銃身が2-15647となっています。
本品のアッパー・レシーバーやロア・フレームといった金属部は再仕上げと思われる焼付け塗装仕上げとなっていますが、若干の小傷や擦れ等、僅かな表面錆痕を除き目立った欠損や変形等は見受けられず、比較的良好な状態が保たれています。 グリップ及びバット・ストックはOD色樹脂製で、やや打ち傷や線傷は見られますが、大きな破損等も見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 コッキング・ハンドルの樹脂部にやや打ち傷が目立ちますが、現状大きな割れは見受けられません。 バット・ストックはGew.3用に類似していますが、取り付け基部両側に銃架取り付け用の突起が設けられた専用のタイプとなっています。 傷み易いバット・プレート部についても、やや小傷や擦れ、若干の摩耗が見られますが、滑り止めの溝は良好に残っています。 銃身交換用グリップについてはやや打ち傷や擦れは見られますが、大きな欠損などは見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 ベルト給弾ユニットの引き出しや着脱については問題なく行う事が可能です。 尚、Gew.3マガジン用のボックス・マガジン・アダプターは付属しておりません。 リア・サイトの調整やニ脚の展開についても問題なく行う事が可能です。 本品はセレクターの連射 (F) と単射 (E) の間にピンが打ち込まれており、セミ・オート・オンリーの仕様となっています。 セレクターは安全位置でトリガーがロックされます。
本品には珍しく二脚、ベルト給弾装置、ドラム・マガジンの三点が付属しています。 尚、弊社がHPを開設して以来ドラム・マガジン付きのHK21の入荷はなく、海外でも非常に入手の難しい品となっています。
トリガーテンションの有る、ボルト・ヘッドが除去され、ボルト・キャリアが後退した極初期の旧加工品です。 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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