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【TKS/D】二十二年式村田騎兵銃 (#157052)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【5736】
英  名
 Murata Type 22 carbine
種  類
 ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2018年 春、ガゼット Vol. 16、東京店在庫品
国  名
 日本
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 959mm
口  径
 8mm×53R
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【二十二年式村田騎兵銃 について】
明治22年 (1889年) に制式となった日本初の国産連発銃で、その名の通り十三年式及び十八年式村田銃を設計した村田経芳少将 (当時) により設計されました。 正式名称は「明治二十二年制定 大日本帝國村田連發銃」で、歩兵銃と共に騎兵銃も開発されました。
他の村田銃同様に本銃も他国の最新型軍用銃を参考に設計されており、オーストリアのKropatscheck歩兵銃が元となっています。 二十二年式村田銃は銃身下部にKropatscheck小銃と同様のチューブ式弾倉を備えており、8発の8mm村田弾 (8mm×53R) を装填する事が可能でした。 尚、本銃は無煙火薬使用の弾薬を使用する日本陸軍初の小銃となりました。 当時各国ではこのような銃身と並行に設けられたチューブ式の弾倉が一時的に流行しましたが、一旦全弾を撃ち尽くすと装填にかなりの時間を要した他、機構が複雑になるという短所がありました。 さらにチューブ式弾倉は弾薬が一列に装填される構造上、後方に装填された弾薬の弾頭が前方の弾薬の雷管を突いて暴発しないよう、弾薬の形状や威力に制約があるといった欠点も存在した事から、その後の銃器・弾薬開発の進歩に伴い衰退していく事となりました。
二十二年式村田銃はそのような兵器発達の過渡期に登場した為、軍制式としては極めて短命に終わりました。 二十二年式村田銃の生産は、十八年式村田銃から切り替える形で明治22年 (1889年) の5月から小石川の東京砲兵工廠小銃製造所にて開始され、三十年式歩兵銃の製造が始まった明治32年 (1899年) の10月まで約10年間行われました。 日清戦争では十三年式、十八年式村田銃が、日露戦争では三十年式歩兵銃がそれぞれ主力小銃となった為、本銃が大規模な実戦で使用された事はなく、台湾鎮定戦や北清事変で用いられた記録が残るのみです。 本銃はその後三十年式小銃が登場すると、後方部隊用及び教練銃として軍で保管された後、当時の財閥や陸軍の中古兵器を取り扱った泰平組合等を通じて主に中国へ輸出されました。 二十二年式村田銃は他の村田銃のように散弾銃化されて民間に出回ることも無く、現存数が極めて少なくなっています。
二十二年式村田騎兵銃は明治27年 (1894年) から導入された騎兵銃モデルで、全長が約959mmに短縮された他、着剣ラグが省略されました。 全長の短縮に伴い装弾数が5発に減少した他、騎兵銃として運用するため前後スリング・スイベルも銃床左側面へと移設されています。 さく杖 (クリーニング・ロッド) は歩兵銃と同様、バット・プレート上部にスライド式の蓋が付いた銃床内のコンパートメントに収納して携行されました。 照尺 (リア・サイト) の射程目盛は歩兵銃では100mから2,000mまで対応した物ですが、騎兵銃では最大射程が2,500mまで対応したタイプとなっています。 尚、騎兵銃も歩兵銃と同様に、後期生産品ではホルト・ハンドル前方に半円形の切り欠きが設けられているのが特徴です。 二十二年式村田騎兵銃の生産数は、歩兵銃に比べても更に少なく、極めて稀少となっています。 (KK)

【本個体の説明】
本品のシリアルNo.は157052で、二十二年式村田騎兵銃の中でも最も後期に生産された品です。 後期型らしくボルト・ハンドル前方には半円形の切り欠きが設けられています。 薬室上面には菊花紋章がはっきりと残っている他、機関部左側面には「大日本帝國村田連發銃」のモデル名及び「東京砲兵工廠小銃製造所」の造兵廠刻印が鮮明に確認できます。 また、機関部後部右側面の「明治二十二年制定」の刻印もはっきりと入っています。
本品は全体に極めて良好な状態が保たれており、希少な二十二年式村田騎兵銃としてはこれ以上は望めない極上のコンディションとなっています。 機関部や銃身といった金属部には僅かな小傷や擦れが見られる他は、オリジナルのブルー仕上げがほぼ完全に残った美しい状態が保たれています。 また、白磨きのボルトやボルト・ハンドル部分についても目立った錆等は見られません。 トリガー部分のストロー仕上げについても変色は少なく、オリジナルの色合いが保たれています。 木部についてはやや経年による打ち傷は見られるものの、目立った破損や欠損等は見られず、オリジナルのやや明るい木部の色合いも保たれています。 傷み易いバット・プレートについてもやや打ち傷や表面仕上げの変色は見られるものの、目立った錆や変形等は見られず、コンパートメントの蓋の開閉もスムーズに行う事が可能です。 尚、さく杖は付属しておりません。 リア・サイトの起倒・調整操作については問題なく行う事が可能です。 リア・バンドに僅かにガタつきが見られるものの、殆ど気にならないレベルのものです。 本銃は二十二年式村田騎兵銃の中でも将来的にもこれ以上のコンディションは望めない極上の逸品となっています。 弊社の知りうる限り現存する二十二年式村田騎兵銃の中で世界で最も状態の良い品と考えています。 英国屈指のアンティーク・ガン コレクターの収蔵品で、弊社がお願いをして譲って頂いた逸品です。 村田銃は三十年式歩兵銃が採用された以降、中国等に売却された品を除き残余品は予備兵器となり多くは戦中の教練等で使い古されました。 本品は戦前に英国へサンプルのような形で渡り第一線兵器のままの素晴らしい状態で残ったと思われます。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(KK)

【その他の情報】
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