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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5721】 |
英 名
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German MG81 Machinegun |
種 類
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航空機関銃、無可動実銃新入荷品 2018年4月 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,172mm |
口 径
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7,92mm×57 |
装 弾
数
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ベルト給弾 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【MG81 航空機関銃について】
MG 81 機関銃は、ドイツ空軍が第二次世界大戦全般で使用した7.92mm口径の航空機関銃で、固定式・旋回式どちらでも使用可能なベルト式給弾機構を持っていました。 一部小火器不足に悩む空軍地上部隊に地上転用型が使用され本品はその希少なコンバージョンの一つです。 空軍ではドラムマガジン式で装弾数に制限のあった旧型のラインメタルMG 15 機関銃はMG81に転換されました。 MG15の一部は地上転用型に改造され現存品も比較的残っていますが、MG81の地上転用型は皆無と言ってほど現存品の少ないドイツ軍が開発した正式軽機関銃です。地上型となっても射撃モードはフル・オートマティックのみでした。
MG81航空機関銃は多くの航空機関銃がラインメタル社に独占されていた時期にマウザー社が1938年から1939年頃にかけて開発され1940年-1945年まで生産が続けられたベルト給弾式の航空機関銃です。 従来のマガジン給弾式の航空機関銃であるMG15航空機関銃の後継として開発され、製造コストの削減や製造時間の短縮を狙った設計となっていました。構造的にはMG 34機関銃と同じくショートリコイル反動利用式であり、元になったMG 30機関銃や、同じくMG 30から発展したMG 15と同じ作動方式ででしたが、これらに比べプレス加工を多用しているため軽量に作られていました。ドイツ空軍がMG 81を採用を決定しましたが、当時マウザー社はMG 34の量産で手一杯であったため、AGベルリン・オーデンドルフネッカーや、ハインリッヒ・クリークホフ"fzs"社、チェコのブルーノ"byf"社に生産が委託されました。
連装型のMG 81Z(Zwilling=ツヴィリンク、二連装)は1942年に導入された。これは、標準的な機関銃より小さなスペースに搭載でき、合わせて3,200発/分という高い連射能力を持っていた。
この機関銃の開発は次節がらコストと製作時間を削減し、航空機で使用可能なように最適化することに焦点がおかれ、MG81航空機関銃は1940年から1945年まで製造が続けられましたが、1942年に派生型としてMG81を二連装としたMG81Z双連航空機関銃が導入されました。 MG81Zの発射速度は、通常のMG81が毎分1,400〜1,600発であったのに対し、毎分2,800〜3200発まで高められていました。 また、MG81Zは非常に高い連射速度を持っていたにも関わらず、従来の航空機関銃と比較して省スペースでの運用が可能となっていました。
MG81航空機関銃は、第二次世界大戦中にはハインケル HE-111 爆撃機の機首を始め、ユンカース Ju87 爆撃機やメッサーシュミット Bf110 戦闘機など、ドイツ空軍の複数の機体に装備されていました。 また機体が緊急着陸した際に機内に保管されている固定ストックや二脚のアタッチメントを取り付けることで、地上転用型としても運用されました。 同様にMG81Zと同様に極少数のMG81が対空機銃として地上でも使用されました。 どう機関銃の特徴として従来と同じようなコッキング・ハンドルは存在せず、レシーバー後部に取り付けられた楕円形のリングがワイヤーでボルトと連動しており、リングを引くことによってボルトをコッキングさせます。 これはFlsk30/38と同じ構造です。(MM)
【本個体の説明】
本品は機関部左側にシリアル#017123、フィード・カバーには#017123、メーカー・コード galが打刻されており、MG81の他FG42やMG131を生産したWagner&CO製であることが判ります。 加えて機関部後端には、複数のプルーフ・マークが打刻されています。
フィード・カバーは後部のラッチを押し込む事により、開く事が可能で、ガタツキなくしっかりと閉じられます。 また、レシーバー後端に取り付けられたコッキング用のリングは引く事が可能となっており、ワイヤーのテンションが残っています。
本体にはグレーのパーカー仕上げが施されています。 仕上げ自体はしっかりと残っており、多少の小傷はあるものの雰囲気の良い状態です。 一方でフィード・カバーや機関部に表面的な朽ち込みの跡が若干見られます。 加えて固定式のバット・ストックには多数の朽ち込みの跡がみられるものの、全体的に状態は安定しており劣化が進行している様子はありません。 二脚のみ他の部分と雰囲気が異なりブルー仕上げとなっています。 やや赤っぽく退色している印象ですが仕上げ自体はしっかりと残っています。 地面に触れる部分など、若干銀地っぽくなっている箇所は見られますが、大きなダメージは見られません。 地上支援用として使用する場合は専用の取り外し式リア・サイトとフロント・サイトを使用しますが、本品に付属しておりません。 木製のピストルは一度破損した品を本職の復元し丁寧な作業で修理されており、仕事は完璧で言われなければ修理痕は判らない程です。 二脚が付属していますので展示する際には飾り映えがします。 程度に多少難があるため非常にお値打ち価格に設定してあります。 弊社では以前連装のMG81Zを一挺のみ輸入したことがありますが、単装のMG81は国内初めての品で、今後の入荷も殆ど見込めない希少な一品です。 トリガー・テンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 東京店在庫品。 (YS)(KK)(MM)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
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