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ペルー モーゼル M1909 歩兵銃 (#7108)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【5613】
英  名
 Peruvian Model 1909 Infantry Rifle
種  類
 ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2018年 冬
国  名
 ペルー / ドイツ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,247mm(実測)
口  径
 7,65mm (7,65x53mm Mauser弾)
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ペルー モーゼル M1909 歩兵銃について】
ペルー軍が最初に連発小銃を採用したのはドイツ製のモーゼル M1891 歩兵銃でした。 1901年にアルゼンチンを通して約30,000挺のM1891 歩兵銃を購入しました。 表向きはアルゼンチン軍がこれらの支払いが出来なかったので、代わりにペルー軍が購入した形を取りましたが、実際はアルゼンチンがペルーの再軍備を援助する為だったのが理由と言われています。
1910年から1914年の間にドイツ、オーベンドルフのモーゼル社(WAFFENFABRIK MAUSER)社で生産されたM1909 歩兵銃をペルー軍用として約50,000挺が輸入されました。  M1909小銃は前制式であったM1891に代わる新型小銃としてペルー軍の主力小銃となりました。 M1909小銃はドイツ帝国軍のGew.98の輸出用バージョンの軍用銃でGew.98の特徴的な"Lange-Vizier" サイトを備えていました。 口径はGew.98が7,92mmなのに対してM1909 小銃は旧制式のM1891 小銃と同じアルゼンチン軍用の7,65mmでした。 しかし弾頭は先端が尖った尖頭弾(spitzer)で7.65x53mm Argentine Mauser弾の改良型でした。 バット・ストックはピストル・グリップ型でストック前方には指かけ(溝)のないタイプで19世紀末の伝統的なモーゼル製ボルト・アクション・ライフルです。 フロント・バンドには「Parede Hook」と呼ばれるGew.98と同じスリングの弛み部分を引っ掛けてピンとスリングを張ることが可能でした。  またその前にはドイツ型の「H」バイオネット・ラグが付いており、これに本銃専用の剣身が槍のように長いModel S98銃剣を取り付けます。 銃剣はドイツのSimson社製です。 薬室の上にはペルーの国章(円形の中にリース型の紋章が入り、それを囲むように「REPUBLICA DEL PERU」のスペイン語文字)が大きく入っており、その下に「MAUSER ORIGIAL」の刻印が入っています。 この大きな国章を入れるためなのかは不明ですがGew.98より若干薬室が長くなっています(実際は薬室ではなくReceiver Ringと呼ばれる部分)。 小銃に打たれたペルー国章はM1891、M1909、M1930、M1935と全て異なるのが特徴です。 Gew.98と最も大きな外見的違いはM1909小銃のボルトを取り外すボルト・リリースが装弾の際に使うクリップ・ガイドと一体になっています。 レシーバー上部後方に少し突き出たクリップ・ガイドを左後方に開くことによってボルト・リリースが開放されてボルトを抜くことができます。 レシーバー左側面にドイツ語で「WAFFENFABRIK MAUSER-OBERNDORF A./N.(一行目)」とスペイン語で「MODELO 1909(二行目)」と入っています。 (MM)

【本個体の説明】
本品は、適度な経年が感じられる雰囲気の良い品です。 薬室上部にはペルー共和国の国章と「MAUSER ORIGINAL」の文字、左側面にはシリアル#7108 と「WAFFENFABRIK-OBERNDORF MODELO1909」の刻印が見られます。 その他、銃身の根元当たりにベルギーのリェージュの塔(Perron de Liege)を表したリェージュ黒色火薬目視プルーフ・マーク(Liege Black Powder View Proof Mark)の刻印や、LEGのリェージュ黒色火薬最終プルーフ・マーク(Liege Black Powder Definitive Proof Mark)があります。 ペルー軍用のM1909 小銃は第一大戦前にドイツからペルーに輸出されたので何故ベルギーのプルーフ刻印が入っているか謎です。 ペルーとの契約が1910-1914年なので第一次大戦が勃発したためにドイツに残った品が何らかの理由(ベルギー軍が捕獲?)でヨーロッパに残ったのでしょうか? 残念ながら各部のシリアルはアン・マッチとなっています。 薬室左側面のシリアル No.の前にはペルーのリースを型どったプルーフ刻印が2ヶ所入っています。
金属部は、全体的に若干のブルーイングの退色が感じられますが、表面処理自体はしっかりと残っています。 シリアル周辺やスリング・スイベル、トリガー・ガード、ハンド・ガードと機関部・銃身の(ストックとの)境目など部分的に朽ち込みの跡が見受けられますが、現状で状態は落ち着いており、劣化が進行している様子はありません。 ただ、ストック中央の割れ止めのディスクが、錆によって一体化してしまっており、これが少々気になります。 木部は小さなうち傷こそ散見されますが、仕上げの艶が大変鮮やかです。 強いて言うならば、リア・バンド周辺に、おそらくリア・バンドを取り付けた際の(特にハンドガードの)仕上げの剥落が少々気になりますが、このコンディションだからこそ気になるものです。 その他、割れと言った外見を損ねるようなダメージは見受けられず、ハンド・ガードの取り付けもがたつき無くぴったりと固定されています。 傷の付きやすいバット・プレートは、全体的に銀地っぽくなっていますが、バット・ストックにぴったりと取り付けられており、がたつきはありません。 特徴的なラング・サイトはスムーズに可動し、各目盛りでがたつき無く固定されます。 前後のスリング・スイベルもスムーズに可動し、錆の跡こそありますが強度的な心配はありません。 ボトム・プレートは少々動きが固いですが取り外し可能で、マガジン・スプリングとフォロアーが入っています。 またオリジナルのクリーニング・ロッドが付属します。 トリガー・テンションのある、ボルトが閉じた旧加工品です。 外見はGew.98とほぼ同じながら程度が多少落ちるのでお求め易い価格になっています。 東京店在庫品(YS)(MM)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

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