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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5612】 |
英 名
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Type 38 Carbine |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2018年 春 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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966mm (実測) |
口 径
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6,5mm (6,5mmx50弾) |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【三八式騎兵銃 について】
三八騎兵銃の元になった三八式歩兵銃は日露戦争後の明治38年(西暦1905年、皇紀2565年)に日本陸軍が制式採用した小銃です。
製造は東京砲兵工廠で行われ、三十五年式海軍銃と三十年式をベースにして、主任設計には南部麒次郎大尉(後に南部式自動拳銃と一四年式拳銃を開発)が担当しました。 機構的には殆ど完成されていた三十年式小銃でしたが、中国大陸での厳しい自然環境の中でいくつかの欠点が見つかり、三十五年式海軍銃の特徴(遊底覆など)も取り入れて明治38年に改良型が制式となりました。 以来、日本の軍用小銃の代名詞となった三八式小銃は、九九式小銃と共に終戦まで使用されました。 三八式小銃の6,5mm弾は威力的に力不足でしたが、機能的には信頼性が高く前線兵士の間でも好評だったようです。 日本海軍の陸戦隊も使用されましたが、海軍部内では単に三八式小銃と称していました。 また、海外では「Type-38 Arisaka Rifle」と呼ばれていますが、実際は有坂成章陸軍大佐が開発に関与したのは三十年式歩兵銃までとなっています。
三八式小銃は戦前にはイギリス、フィンランド、メキシコ等、数ヵ国にわたり輸出され、1941年(昭和16年)までに約340万丁の生産されています。 三八式小銃のバリエーションとして、三八式騎兵銃、九七式狙撃銃、三八式改狙撃銃が生産されました。
中でも三八式騎兵銃は三八式歩兵銃の銃身を騎兵用に短縮したモデルで、騎兵以外にも、砲兵、輜重兵、車両部隊、空挺部隊といった特殊用途で使用されました。 歩兵銃と同じく半世紀以上にわたって生産された為、時代により三種類のバリエーションが存在します。
【本個体の説明】
本品は名古屋造兵廠製の刻印が見られます。 これらシリアル周りの刻印や薬室上部の「三八式」刻印ははっきり残っておりますが、菊花紋章は削り取られ、輪郭が確認できる程度に残っています。 また遊底覆が取り付けられています。
V字型照尺(リアサイト)、後期型の照星(両側面にガード付)、後期のカップ型床尾板、安全子は出っ張りの代わりに凹みとなった後期型が付いた品で、後期型の特徴的な一品です。
金属部は機関部と銃身は一部擦れや小傷が見られ、銃身下部や弾倉底板など赤っぽくなっていますが、大変にオリジナルのブルーイングが良く残っている印象です。 また地に着くなどで痛みやすい床尾板は他の部分に比べると若干表面錆が多いですが、やはりブルーイングが確認でき、良い状態であると言えます。 照星のガードはゆがみは殆ど無く、割れも見られません。
木部は銃床の下半分(旧軍の小銃の特徴でバット・ストック部分で木部を繋いでいます)との隙間が無いもので、細かな打ち傷が全体に多数見られますが、日本らしい木部の仕上げを充分に残しており、それほど悪い印象は受けません。 また痩せ等は無く、比較的綺麗な銃床となっております。 ストック下部に有る検査刻印も、機関部と同じ名古屋を表す「名」が見られ、オリジナル度の高い一品です。
さく杖は付属しておりません。
安全子は完全に固定されています。マガジン・スプリングが有り、トリガー・テンションのない、ボルトの中間部を削除しボルト先端が開いた状態の新加工品。 東京店在庫品 (YS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら |
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