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MP40 短機関銃 (アウトレット品、#2290/554) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5545】 |
英 名
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MP40 Sub Machinegun |
種 類
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短機関銃、アウトレット、無可動実銃買取品 2017年 秋 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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840mm(630mm) |
口 径
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9mm×19 |
装 弾
数
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32発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【MP40 短機関銃について】
MP40短機関銃は第二次世界大戦中にドイツ軍が使用したMP38短機関銃の改良型です。
MP38ではレシーバーを無垢の鉄材からの削り出しで製作していた他、グリップ・フレームが鋳造アルミ合金製でしたが、MP40では生産性を向上させるためにレシーバー及びグリップ・フレームに鋼板プレス加工を採用しました。これにより製造工程が簡略化された他、ドイツ国内で調達が難しかったアルミニウムの節約にも繋がりました。また、MP38ではマガジンに弾薬を装填した状態で銃を後部から落下させた際に、ボルトが前進位置から跳ね上がって暴発する危険性がありましたが、1940年後半にドイツの銃器設計者ヒューゴ・シュマイザーによってコッキング・ハンドルを内側に押し込む事によりボルトを閉鎖位置で固定するフォワード・ロック・セーフティが開発されました。このセーフティ機能を備えた新たな2ピース型のコッキング・ハンドルは、1942年半ば以降に製造されたMP40から本格的に装備されるようになりました。
1940年から1944年にかけて、MP40はエルマ社、ステアー社、ハーネル社で製造されましたが、その生産期間を通じて上述のコッキング・ハンドルを含めて改良が続けられ、大きく分けて5つのバリエーションが存在します。
1940年頃にエルマ社及びステアー社で製造された初期型のMP40では、マガジン・ハウジングの表面が平坦でリブのない形状となっており、MP38のような円形の穴も開けられていない点が特徴となっています。また、初期型では製造時にボルト・セーフティ機能の無いフック型のコッキング・ハンドルが取り付けられていました。初期型のバレル・ナットの形状は六角型で、バレル・レストの材質は樹脂製となっており、グリップ・フレームは二分割でプレス成型したものを溶接で組み合わせて製造されています。尚、初期型のMP40では金属製のマズル・プロテクター用の突起が付いている他、マズル・リングも中央に溝のない初期のタイプが取り付けられた個体も見られます。また、1940〜1941年頃に製造された初期のMP40用マガジンについても、マガジン側面にリブの無いタイプが用意されました。尚、初期型MP40の特徴であるフック型のコッキング・ハンドルについては、1942年7月に既に部隊に配備されている個体も含めてボルト・セーフティ付の物に改修するよう陸軍総司令部から指示が出ましたが、実際には修理や定期的なメンテナンスのため野戦修理廠等にMP40が戻ってきた場合にのみこのような改修が行われていた為、新型のコッキング・ハンドルへの更新は非常に時間がかかりました。
MP40のバリエーションの内、1941〜1942年頃にエルマ社、ステアー社、ハーネル社で製造されたタイプは、マガジン・ハウジングの両側面に5本の強化リブが追加されているのが特徴で、これ以降に製造されたタイプでは全てマガジン・ハウジング表面にリブが追加されるようになりました。グリップ・フレームは初期型と同様に二分割でプレス成型したものを溶接で組み合わせて製造されています。コッキング・ハンドルについては、1942年6月以降フォワード・ロック・セーフティ機能を備えたタイプの生産が本格的に開始された為、セーフティ機能付きのコッキング・ハンドルが付いた個体と初期型のフック型コッキング・ハンドルが付いた個体の両方が存在します。
1943年頃にエルマ社で製造された第3のバリエーションではコッキング・ハンドルがボルト・セーフティ機能付の2ピース型のみとなり、これ以降に製造されたMP40でも全てこの2ピース型が装備されるようになりました。このバリエーションではバレル・ナットのレンチを組み合わせる平面部分が2箇所のみのタイプが取り付けられており、バレル・レストもプレス製となっているのが特徴です。マガジン・ハウジングは両面に5本の強化リブが付いたタイプで、グリップ・フレームは二分割でプレス成型したものを溶接で組み合わせて製造されています。同じく1943年頃にステアー社で製造されたMP40では、グリップ・フレームがプレス製の一体製造に変更され、トリガー・ガードも従来型と比べてより厚みのある形状となったのが特徴です。このタイプでは樹脂製のバレル・レストが装備されています。
1943〜1944年頃にステアー社で製造されたMP40短機関銃の最終型では、レシーバー・エンド・キャップからリア・スリング・ループにかけて、強化板が溶接で追加されています。また、この最終型グリップ・フレームとロア・レシーバーがプレス製の一体成型となっているのも特徴です。バレル・レストは1943年にエルマ社で製造されたタイプと同様にプレス製となっています。
このように初期型と後期型のMP40は構造的にほぼ別物の銃と言える程の改良が行われており、生産性を高めつつ現場の意見も反映して機能性や耐久性を向上させる努力が続けられた事が伺えます。(KK updated)
【本個体の説明】
本品のアッパー・レシーバーはステアー社製で、マガジン・ハウジング前方のレシーバー左側面には「bnz」の刻印及び2290のシリアルNo.が入っています。 マガジン・ハウジングは初期生産モデルに見られるリブの無いタイプとなっています。 コッキング・ハンドルは1942年半ば以降に本格的に導入されたボルト・セーフティ機能を備えた2ピース・タイプが装備されていますが、コッキング・ハンドルは初期のフック型から改修された品も多く存在する為、元々はフック型が付いていた可能性も有ります。 ロア・レシーバーについては1941年エルマ社製で、エンド・キャップに「MP40」のモデル名及び「ayf 41」の刻印が入っている他、クルップ社を示す「cnd」のサブ・コントラクター刻印及び「554e」のシリアルNo.が入っています。 本品のグリップ・フレームは二分割のプレス製となっており、バレル・ナットは平面部分が二カ所のタイプ、バレル・レストは軽金属製となっています。 本品のグリップ・フレームのシリアルNo.は5266、フロント・サイト・ガード基部が764、銃身が4914、バレル・ナットが1054、折り畳みストックのシリアルNo.は肩当部基部が左右で509及び166となっています。
本品は全体にやや使用感が見受けられ、金属部分は打ち傷や表面仕上げの落ちている箇所がやや見受けられます。 また、銃身やグリップ・フレーム、ストック表面にはやや朽ち込み痕が見受けられます。 樹脂製のハンドガードについても小傷や擦れが散見されますが、目立った破損等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 グリップ・パネルは茶色のベークライト製で左右の色味はマッチしており、やや使用感は見受けられるものの、目立った割れや摩耗等は見受けられず、比較的良好な状態が保たれています。 バレル・レストは全体にやや腐食による凹凸が見受けられます。 折り畳み式ストックは収納・展開時のガタつきは比較的少なくなっていますが、展開時のロックボタン操作がやや硬くなっています。 リア・サイトの起倒操作やアッパー/ロア・レシーバーの分割については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンは1942年Loch & Hartenberger製で、やや小傷や擦れは見受けられるものの、全体にオリジナルのブルー仕上げが残った良好な状態が保たれています。 マガジン・スプリングは入っています。
本品はアウトレットのため、マガジン・ハウジングにリブの無いMP40短機関銃としてはお値打ちな価格となっております。
トリガーテンションのある、ボルトが開いた状態で固定された旧加工品です。 大阪店在庫品 (KK)
【その他の情報】
アウトレット品のためお値打ち価格に設定してあります。 尚、本商品につきましては原則として返品・交換はお受け致しかねます。 アウトレット品は何かしらの問題点がございますのでその点をご了承頂き、必ず下記の詳細画像で商品のコンディションをご確認頂いた上でご注文をお願い致します。
詳細画像はこちら
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