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BMR M1918A2 ブローニング マシン ライフル (#26991) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5489】 |
英 名
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Caliber .30 US Model 1918A2 Browning Machine Rifle |
種 類
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自動小銃、軽機関銃、一品物、無可動実銃買取品 2017年 夏 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,219mm |
口 径
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.30-06in |
装 弾
数
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20発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【BMR M1918A2 ブローニング マシン ライフル について】
機関銃を配備した敵に対して分隊単位で対抗可能な銃の必要性を受けて1917年に開発された、自動小銃と軽機関銃の中間的な特徴を併せ持った銃です。
1917年にアメリカの第一次世界大戦への参戦に先駆けて、ジョン・M・ブローニングは後にM1917として採用される.30-06弾を使用する水冷式重機関銃のプロトタイプ及び同じく.30-06弾を使用するBMR (Browning Machine Rifle) と呼ばれる自動小銃をワシントンD.C.に持参してデモンストレーションを行いました。 このデモンストレーションの結果、BMR自動小銃はすぐさま米軍制式となり、軍の最優先生産品となりました。 同時期に制式となったM1917重機関銃との混同を避けるため、この自動小銃はRifle, Caliber .30, Automatic, Browning, M1918 (BAR) と命名されましたが、初期生産品のBARでは銃本体にBROWNING MACHINE RIFLEの名称が打刻された品も見られます。 1917年7月にはブローニングのパテント権限を保有していたコルト社に12,000挺が発注されました。 しかしながら、当時コルト社は英国向けのビッカース機関銃の生産によりBARを製造する余裕がなかったため、工場拡張期間中はBARの納入期限を遅らせる事を要請しましたが、政府はこれを却下し、代わりにウィンチェスター社を主契約者に指名し、25,000挺のBARを発注しました。 ウィンチェスター社はBARの生産開始に先駆けて排莢方向を上方から右側面に変更するなど、BARに幾つかの改良を加えて1918年2月に製造を開始しましたが、初期生産品の1,800挺は個体間で部品の互換性が無いなど軍の仕様を満たすものではなく、軍の仕様が満たせるようになるまで一時的に生産停止を余儀なくされました。 その後、ウィンチェスター社によるBARの一カ月当たりの生産数は1918年6月には約4,000挺に達し、7月には月生産数が約8,000挺となりました。 ウィンチェスター社によるBARの製造が軌道に乗ってから程なくして、当初の主契約者であったコルト社及びマーリン・ロックウェル社によるBARの製造も開始されました。 マーリン・ロックウェル社による最初の生産ロットは1918年6月に納品され、同社による最盛期の生産数は一日当たり200挺であったと言われています。 BARの生産は1918年9月までに34,500挺に達し、1918年11月に第一次世界大戦が終結するまでに53,000挺のBARが納品されました。 この内約28,000挺がウィンチェスター社、約16,000挺がマーリン・ロックウェル社によるもので、コルト社が終戦までに製造したBARは僅か9,000挺程度に留まりました。
その後、1930年代に入ると、既存のBARを改修したM1918A1と呼ばれるモデルの開発が進められ、1937年6月24日に制式となりました。 M1918A1ではハンドガード前方のガス・シリンダー・チューブに折り畳み式の二脚が追加された他、元々のバット・プレートにヒンジ式のアウター・バット・プレートが追加されました。 1938年に入ると、さらなる改良モデルであるM1918A2が開発されました。 M1918A2では二脚の取り付け位置が銃口付近に移されている他、ハンドガードが短縮され、ヒート・シールドが追加されました。 M1918A2では射撃機能がフル・オートマチックのみとなり、発射速度を低速もしくは高速で切り替える構造となりました。 また、1942年10月には当初木製であったバット・ストックが樹脂製に変更された他、1944年12月にはキャリング・ハンドルが銃身に追加されました。 M1918A2は従来のM1918やM1918A1の改修の他、ニューイングランド・スモール・アームズ社やIBM社によって新規製造も行われました。
BARは戦後、M1ガランドやM1カービンと共に我国の自衛隊にも供与されていたため、日本でも馴染みのある銃とも言えます。 (KK)
【本個体の説明】
本品はマーリン・ロックウェル社で製造されたBMR M1918をBAR M1918A2に改修した品で、レシーバー上面には「BROWNING MACHINE RIFLE US. MODEL OF 1918 MANFD. BY MARLIN-ROCKWELL」の刻印及び「PATENT APPLIED FOR」の刻印が気持ちの良いほど綺麗に入っています。 生産開始から2ヶ月ほどの製品なのでとてもキッチリとした作りの品で、「BROWNING MACHINE RIFLE」の刻印が価値を上げています。 レシーバーのシリアルNo.は26991となっている事から、1918年8月頃に製造されたと考えられます。 バット・ストックは樹脂製となっており、銃身にはキャリング・ハンドルが取り付けられています。 また、付属の二脚は脚の長さの調整ノブが上部に設けられている1944年5月に採用された後期タイプとなっています。 銃身前部上面にはフレーミング・ボムの刻印と共にニューイングランド・スモール・アームズ (NESA) 社を示す「NE-7」のサブコントラクター刻印の他、製造時期を示す3-44の刻印が入っています。 また、二脚基部にもNE1の刻印が入っています。 その他、フロント・サイト・ガードには「C-64177 WRCO」の刻印が見られます。
本品の金属部分は全体にブルー仕上げとなっており、一部に表面錆や擦れ等は見受けられるものの、大部分に表面仕上げが残った比較的良好な状態が保たれています。 機関部左側面の一部にやや表面仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見受けられる他、フラッシュ・ハイダーも全体に金属の地肌が表れていますが、大きな朽ち込み等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 木製のハンドガード及びキャリング・ハンドルについてもやや使用感が見受けられ、小傷や擦れは見られますが、目立った破損等は見受けられず、艶の有る仕上げも良好に残っています。 樹脂製のバット・ストックについてもやや小傷は散見されますが、目立った破損は見受けられません。 バット・ストックはやや左右にガタつきが見受けられますが、取り付け自体はしっかりとしています。 バット・プレート上部の取り付けネジ部分はカシメにより固定されています。 二脚の展開操作やリア・サイトの調整操作については問題なく行う事が可能です。 セレクター・レバーについても可動し、トリガーがセーフティ・ポジションでロックされます。 BAR刻印の品をお持ちでも2挺目にしても良いと思われる品です。
トリガーテンションの有る、ボルトが完全に閉鎖した状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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