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スオミ M31短機関銃 (ブンカー・モデル、#24463)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【5365】
英  名
 Suomi M31 Sub Machinegun, Bunker Model
種  類
 短機関銃、無可動実銃新入荷品 2017年6月
国  名
 フィンランド
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 740mm
口  径
 9mm×19
装 弾 数
 20/36/40/50/71発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【スオミ M31 短機関銃 (ブンカー・モデル) について】
スオミとはフィンランド語で「フィンランド」の意味で、独特の形状からM1931を代表とするこのシリーズは海外ではスオミ短機関銃の名称で知られています。 ラチL35拳銃やラチ対戦車ライフルの設計者として有名なAimo Lahtiによって設計されました。
試作品のM1922を経てM1926でフィンランド軍制式となりました。 コッキング・ハンドルとボルトを別部品にして射撃中の反動を和らげ、さらにレシーバー後部のキャップを回転させることにより、発射速度の調整が可能でした。
また銃身交換も容易な上、セレクティブ・ファイア機構も備え当時としては画期的な短機関銃でした。
しかしM1926の大きくカーブしたバナナ型マガジンに送弾不良等の問題が生じたため、1930年に新たにドラム・マガジンを採用し、セレクターにも改良を加えてM1931として制式になりました。 また複々列50発マガジンと複列20発マガジンも同時使用しました。 フィンランド軍はこのM1931短機関銃で武装しロシアとの冬戦争で多大な損害を与え、このためロシアではスオミ短機関銃を元にPPD1934/38から始まるPPSh41等の制式短機関銃を設計しました。
その後、ロシアとの冬戦争で使用した結果、1942年に改良型が採用されました。 M1931 短機関銃はセミ・オートマチックでの射撃では比較的安定していましたが、ストックがライフル・タイプだったため、フル・オートマチック射撃での銃身の跳ね上がりは避けられませんでした。 そこで銃口部にマズル・ブレーキ(銃口制退器)を取り付けて発射ガスをその上方に開けられた6個の孔から噴出させ跳ね上がりを防止しました。 1955年よりスウェーデンのカール・グスタフ短機関銃用の36連マガジンも使用するようになり1990年代まで使用しました。 スイス、デンマーク、スウェーデンでもライセンス生産され、大戦中はフィンランド駐留ドイツ軍でも使用されました。 これは他の捕獲兵器とは異なり、フィンランドから正式にドイツ軍に供給された記録が残っています。
スオミ M31 短機関銃の派生型として、1941年に特殊なブンカー・バージョンが約500挺製造されました。 ブンカー・バージョンの特徴として、防衛用ブンカー内の小さなガン・ポートから射撃を行うため、バレル・ジャケットは先端へ行くに従って細くなっており、ジャケット先端は平坦な形状となっています。 フロント及びリア・サイトはバレル・ジャケット左側面に移設されており、通常の500mまでのタンジェント・サイトも取り外されずにそのまま装備されています。 また、通常のスオミM31短機関銃の様な木製バット・ストックは、ブンカー内での取り回しが悪いため装備されておらず、代わりにピストル・グリップが装備されました。
スオミM31短機関銃のブンカー・バージョンは、発案から二ヶ月ほどで試作品のテストを終えて、1939年9月には正式に採用されました。 このブンカー・バージョンは"Korsu-kp M/31" と命名されました。 "Korsu" とはフィンランド語で「要塞」「堡塁」「防御施設」などの意味です。 同年11月に冬戦争が始まり、資材は他の兵器に回されてしまったため、ブンカー・バージョンの生産計画は終了してしまいました。 試作品のブンカー用スオミ短機関銃は最大の激戦地となったマンネルハイム線で使用されました。 しかしながら、ブンカー・バージョンのバレル・ジャケットとピストル・グリップの部品だけは既に少量が生産されており、冬戦争中はスタンダード・モデルのスオミ 短機関銃にバレル・ジャケットまたはピストル・グリップを取り付けて防御陣地で使用されました。 長いバット・ストックが付いたままの個体では狭い防御施設の中では使い辛いものでしたが、細い銃眼から射撃ができ威力を発揮しました。
一年強の休戦期間を経て継続戦争が始まった1941年にはフィンランド軍も兵器を再生産する余力ができ、9,500挺発注したスオミ短機関銃の中には500挺のブンカー・バージョンが含まれていました。 1939年に作られた試作品 (初期型) は長さ385mmのバレル・ジャケットと特注のレシーバーを持っていましたが、1941年から生産された量産型はそれより50mmバレル・ジャケットが長くなりました。 また、レシーバーについてもスタンダード・モデルと同じ物が使用されました。 戦後の1970年代までブンカー・バージョンはフィンランドの防御施設で保管されていました。 その後一部が博物館に入りましたが、合計500挺しか生産されていないブンカー・バージョンの多くがスタンダード・モデルに改造されたため、原型のままで現存している品は極僅かです。 (KK)

【本個体の説明】
本品は全体に使用感の少ない、大変雰囲気の良い品です。
本品のリア・サイト・ベースの左側面には「SUOMI Tikkakoski」の刻印が見られる他、レシーバー左側面中程にはシリアルNo.が打刻されています。 また、リア・サイト・ベースの右側面には「PATENT 1932」の刻印も確認出来ます。
金属部については、角の部分等一部に僅かな擦れは見受けられるものの、全体にオリジナルの美しいブルー仕上げが良好に残っており、非常に良好な状態が保たれています。
木部についても僅かな小傷が見受けられる程度で、目立った打ち傷や破損等は見受けられません。 木部表面の変色等も見られず、美しい木目がはっきりと確認できます。
ドラム・マガジンも良好な状態の品が付属し、着脱についても問題なく行う事が可能です。 バレル・ジャケットはマガジン・ハウジング前方右側のレバーを回転させる事により取り外しが可能となっています。 バレル・ジャケットのシリアルNo.は7635、バレル・ジャケットから見える銃身のシリアルNo.は58489、レシーバー・エンド・キャップのシリアルNo.が60537となっています。 タンジェント・サイトの動作についても問題なく行う事が可能です。
トリガーテンションが無い、ボルトが半分開いた状態で固定された新加工品です。 東京店在庫品 (KK)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

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