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シュミット・ルビン K11 騎兵銃 (#132586)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【5303】
英  名
 Schmidt-Rubin K11 Carbine
種  類
 ボルト・アクション、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2021年 夏
国  名
 スイス
時  代
 第一次大戦前(〜1914)、第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 1,105mm 
口  径
 7,5mm×55
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【シュミット・ルビン K11 騎兵銃 について】
1911年にスイス軍制式となったシュミット・ルビンIG11 (M1911) 歩兵銃をベースに全長を短縮化した騎兵銃です。
シュミット・ルビン小銃は、スイス軍のシュミット大佐 (銃担当) とルビン大佐 (弾薬担当) が共同で開発したストレート・プル式ボルト・アクション・ライフルです。 同じくストレート・プル方式であるオーストリアのマンリッヒャー方式とは異なり、ボルト・ハンドルを引くとボルト・スリーブ内のボルト部分のみが90度回転する独特の構造になっています。 シュミット・ルビン小銃の最初のモデルであるM1889小銃では、本体下部から突出したマガジン内には世界初の銅被甲弾 (フルメタル・ジャケット弾) の一つである7,5mm×53,5 GP90弾を12発装填可能でした。 尚、マガジンは着脱式ですが、装填は主に機関部上部からクリップを使用して行われました。 マガジン右側面にはマガジン・カットオフ切り替えレバーが設けられており、レバーを下げた状態でマガジンからの給弾が停止される構造となっていました。 また、レバーを内側に押し込みながらさらに下方に押し下げると、マガジンの取り外しが可能となりました。
その後開発されたM1889小銃の後継モデルであるM1889/96小銃 (IG89/96歩兵銃) では、ロッキング・ラグがボルト・スリーブの後部から前部へと移されているのが最大の特徴です。 これによりレシーバーの全長が若干短縮された他、ボルト及びレシーバーがより高い圧力に耐えられるようになりました。 この改良は当初シュミット大佐によりM1889小銃をベースに行う事が不可能であるとして却下されましたが、その後フォーゲルスガング大佐及び彼の助手であるレブホルツにより研究が進められ、1896年にスイス軍制式となりました。
その後、1911年にスイス軍が新型のGP11弾を採用した事に伴い、M1889/96小銃をベースにこの新型弾に対応できるよう改良したM1896/11 (IG96/11) 小銃が開発されました。 M1896/11小銃では銃身がライフリング3本の旧型から4本の新型へと変更された他、銃床の銃把下部にスキャント・グリップが追加加工され、リア・サイトもより近代的なタイプへと変更されました。 また、IG89系の銃床下部から飛び出た12発用弾倉は6発用に改良されており、IG89系小銃のものに比べて遥かに容易に着脱が可能でした。 その他、IG89小銃で装備されていたマガジン・カット・オフ機能は廃止されました。
M1911小銃 (IG11歩兵銃) は更なる発展モデルで、ロッキング・ラグをボルトの中間位置へと移す事により機関部を強化してGP11弾使用時の耐久性を更に高めたモデルです。 外観上はIG89/96小銃にスキャント・グリップを追加加工したIG96/11歩兵銃とほぼ同様ですが、IG11歩兵銃ではストックとスキャント・グリップが一体型になっている他、バット・プレートがカーブした形状となっている点で判別可能です。 尚、当時の主流であった歩兵銃の長い全長はIG11になっても変わりはなく、騎兵銃モデルであるK11との併用が行われていました。 スイス軍ではその後の次期モデルであるK31小銃になりようやく歩兵銃と騎兵銃の併用から短小銃1機種への統合運用へと移行しました。
シュミット・ルビンK11騎兵銃は、IG11歩兵銃をベースに銃身を約20cm短縮しており、銃身短縮に伴う弾道の変化に合わせて、歩兵銃では最大2,000mまで設けられていたリア・サイトの目盛が1,500mまでに変更されています。 K11騎兵銃は主に騎兵や後方部隊に配備されてその軽便さを評価され、その後のK31小銃の設計に影響を与えました。 (KK)

【本個体の説明】
約100年以上前に制式となり、生産後も一世紀を経た銃と考えれば非常に程度の良い品です。 スイス軍独特の地金の良い上質な金属部分は、角の部分等の一部に擦れによって金属の地肌が見えている箇所や若干の表面錆は見受けられるものの、オリジナルのブルー仕上げが大部分に残っており、良好な状態が保たれています。 各部に施された刻印についても明瞭に残っています。 木部についても若干の打ち傷や擦れは散見されるものの、目立った破損等は見受けられず、艶の有る美しい仕上げが全体に残った良好な状態が保たれています。 ハンド・ガードとストックの色味についてもマッチしており、コンディションも揃っています。 ハンドガードはリア・バンド部分で前後分割されていますが、これは弊社入荷以前に施された加工です。 ハンドガードの取り付け自体にはがたつき等は見られません。 本品のシリアルNo.はレシーバー、ボルト、フロントサイト、マガジンで一致しています。 リア・バンドのみシリアルNo.が935となっております。 ボルト・ハンドルに取り付けられている樹脂製のコッキング・ピースに経年によるクラックが見受けられますが、現状では強度的に影響の無いレベルの物です。
総じてスイス製のらしい精緻な造りの大変美しい一挺です。 本品には銃本体とシリアルNo.がマッチした切断済のM1918銃剣が付属致します。 なお、剣先は付属致しません。 鞘の表面に若干の表面錆が見受けられるものの、目立った破損は見られず、鞘からの出し入れや銃への着脱についても問題なく行う事が可能です。 銃剣右側面のグリップ・パネルに僅かにひびが見られますが、強度的には影響の無いレベルです。 付属のマガジンは使用による擦れや一部表面錆が見受けられる個所もございますが、大きな破損等もなく銃への出し入れも小気味良く操作できます。 マガジン・スプリングは付属しないものの、底部に打刻されたシリアルNo.は銃本体とマッチしています。
トリガーテンションの無い、ボルトの先端と下部が切除されて薬室が確認できる開いた状態の新加工品です。 (KK)(MW)

【その他の情報】

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