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水平二連センター・ファイア ショットガン (#5316) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5293】 |
英 名
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French Side by Side Center Fire Shotgun |
種 類
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散弾銃、水平二連&三連銃、一品物、無可動実銃買取品 2018年 春 |
国 名
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フランス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,115mm |
口 径
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12Ga. |
装 弾
数
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2発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【水平二連センター・ファイア ショットガンについて】
水平二連ショットガン(Side by Side Shotgun)と呼ばれる水平に二本の銃身を並べた散弾銃で、古くは18世紀頃のフリント・ロックの時代から狩猟用として使用された、とてもポピュラーな銃です。 フリント・ロックからパーカッション・ロック、そしてヨーロッパではピン・ファイア(米国ではピン・ファイアの時代は殆どありませんでした。)からセンター・ファイアと撃発機構は発展しますが、基本的な構造は左右に同じ形状のサイド・ロックを備えた典型的な水平二連散弾銃の外見をしています。 また後装式になると装填する際に薬室が開く方法にいくつかの違いがありましたが、基本的に銃身と本体前方下部にあるヒンジを軸に開くブレイク・オープン式で、本品もその一つです。 本品の撃発機構はセンター・ファイアで双方の銃身の後ろにハンマーを備えた英国ではハンマー・ガンと呼ばれる銃です。 ブレイク・オープン式に開く開閉ロック・レバーの位置が多くの品は後部上方(ハンマーとハンマーの間付近)にあるのに対して19世紀後期頃のヨーロッパ(大陸)製は本体下方に開閉ロック・レバーがあります。 その中でこのレバーは操作し易いようにトリガー前方に飛び出した形状が多い中、本品は先台(フォアエンドまたはハンド・ガード)の銃口部に向かって斜めに徐々に薄くなっていく形状に溶け込んだ特殊な形になっています。 本品は19世紀末にフランスで作られた品です。
【本個体の説明】
口径12ゲージの水平二連の銃身と金属製の先台、そして木部のコントラストが美しい品です。 水平に並んだ二本の銃身の間は「Concave, stippled Rib(凹面に点描されたリブ)」が美しく一直線に入っています。 トリガー・ガード前部に19世紀末のフランス製水平二連ショットガンだけに見られるブラッケットと呼ばれる装飾的な大型(縦楕円形)なガードが付いているのが特徴です。
残念ながらメーカー刻印は入っていませんが、サイドロック、フレームにフランス的な少しアール・ヌーヴォー風の植物装飾(刻印)が入っています。 左右のハンマーの形状が若干異なります。 バット・ストックはストレート・ハンド型のウォルナット製で、握る部分にチェッカーリングが入っています。 木部は経年の僅かな気にならない程度の小傷がありますが、適度な使用感があり相応しい時代感があります。 先台(フォアエンドまたはハンド・ガード)部分は珍しい総鉄製で、その下に(先台の一部)に溶け込んだ同じく鉄製で右にスウィングする大型開閉ロック・レバーが一体になっています。 更にその先台前部にも小さな左にスウィングするレバーを引くと先台が簡単に外れます。 開閉ロック・レバーとその軸、本体シリアル No.の5316が確認出来ます。 また銃身下部(分解しなければ見えない場所)とトリガー・ガードにもマッチしたシリアル No.5316の刻印が入っています。 銃身はブルー仕上げで多少くすんではいますが、90%以上ブルーは残っています。 総鉄製の先台やサイドロックを含む他の金属部分は白磨き仕上げで、一部に表面的な曇りがあります。 トリガーは前後2本あり前のトリガーを引くと右の銃身、後ろのトリガーを引くと左の銃身用になっています。 現在は無可動加工されていますのでハンマーとは連動していません。 約120-140年以上前に作られた品ですが状態が比較的良く飾り映えのする一品です。 弊社の在庫品でも総鉄製の先台は本品が唯一品です。 お値打ち価格になっていますので、お部屋の飾りに最適です。 東京店在庫品。(MM)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像はこちら
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