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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【5214】 |
英 名
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Type 99 Sniper Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2017年 春 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1125mm |
口 径
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7.7mm |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【九九式狙撃銃 について】
九九式狙撃銃は九九式小銃を基に製造され、本格的な生産は昭和18年(1943年)末ごろから1万丁程度生産されました。 それ以前の九七式狙撃銃では、6.5mmの実包と2.5倍の光学照準を使用していましたが、九九式狙撃銃ではより強力な7.7mm実包と4倍の光学照準器も使用されるようになりました。 九九式小銃との大きな違いは光学照準器とそれを取り付けるための台座の有無、そして光学照準器に干渉するのを防ぐため30mmほど長く延長され、約35度の角度に折り曲げられたボルト・ハンドルとなります。光学照準器の台座は、2.5倍用と4倍用で若干形状が異なり、生産時期によってこれらが混在して取り付けられています。 その他バリエーションとして長小銃と短小銃のものが存在しますが、ほとんどは短小銃で長小銃は生産数が限られています。
【本個体の説明】
本品のシリアルは#6449で名古屋造兵廠製です。 通常の小銃では機関部左側面にシリアルが打刻されていますが、狙撃銃ではその位置に照準眼鏡用の台座が配置されているため上部クリップ・ガイド手前に打刻されています。 菊の御紋章は削り取られて完全に視認で出来なくなっていますが、その手前の九九式の刻印は削られること無く完全に残っています。また御紋の削られた跡も、経年によって周囲となじんでいます。
下帯(センター・バンド)は一脚の基部ごと省略されたもので、さく杖は短いタイプ、照門も高射表尺が省略された中期型の仕様です。
金属部は、表面処理の退色が感じられますが小傷は少ない印象で、程よい経年と言えます。トリガー・ガード、バット・プレートに僅かに表面錆が出ていますが、あまり目立つものではありません。
木部は打ち傷や擦れといった小傷が全体に散見されますが、そのどれもが時代がついており、一方で仕上げの艶はしっかりと残った状態です。ストックの継ぎ目は一切の隙間無くぴったりとしまっており、九九式狙撃銃の稀少さを踏まえればこれ以上に無い素晴らしいコンディションと言えます。
名古屋造兵廠製のシリアル#5000〜#7000の九九式狙撃銃は2.5倍光学照準器用の台座が取り付けられており、本品もそれに合致していますが、付属の光学照準器は4倍の大宮工場製シリアル#6217です。若干レールの幅が台座の方が短い為スコープ側のレールが数ミリはみ出しますが、ロック状態ではしっかりと固定され、勝手に脱落する心配はまずありません。 工学照準器本体は黒の焼付け塗装仕上げで、塗膜の剥落が散見されますが、大分部分はしっかりと残っておりオリジナルの雰囲気を残しています、視界には細かな塵が散見されますが、視界自体はクリアで特徴的なレティクルもはっきりと視認することができます。 惜しむらくはアイラバー・ピースが欠品してしまっています。また正確な原因は不明ですが、レティクルがほんの僅かに(1.2度程)左に傾いています。
マガジン・スプリングがあり、トリガー・テンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。
東京店在庫品(YS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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