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スイス ベテェーリ M1870 候補生小銃 (無可動古式銃、#6540) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【518】 |
英 名
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Swiss Vetterli M1870 Cadet Rifle |
種 類
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古式銃(無可動) 、単発、ボルト・アクション、一品物、無可動実銃買取品 2017年 秋 、ガゼット Vol. 15、東京店在庫品、ガゼット Vol.19 |
国 名
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スイス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,134mm (実測) |
口 径
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10,4mm (10.4x38mm Swiss Rimfire弾) |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ベテェーリ M1870 候補生小銃 Type IIについて】
ベテェーリ M1870 候補生小銃とは単発の小型軽量なライフルで学生(少年)の予備軍事練習(Preparatory Military Training)で使用されました。 外見的な特徴は通常のベテェーリ・ライフルがフォアエンドとバット・ストックにニ分割されているのに対して木製一体型のストックになっており、他のスイス製ベテェーリ小銃とはかなりイメージが異なり、どちらかと言えばイタリア軍のベテェーリ小銃(一体型ストック)に近い形状をしています。 またベテェーリ M1870 候補生小銃には着剣装置が付いていません。 構造はベテェーリ・アクションですが単発の為、連発式のスイス軍のベテェーリ小銃の特徴でもあるチューブ型マガジン、装弾エレベーターがありません。 製造数は不明ですが1870年から1873年までNeuhauzenのSIG社とAarauにあったRychhner社で生産されました。 さく杖付。 このベテェーリ M1870 候補生小銃には回転式のレシーバー・カバーが付いたType Iとカバーの付いていないType IIがあります。 本品はカバーの付いていないType II になります。 ベテェーリ M1870 候補生小銃は1897年にシュミット・ルビン キャデット・ライフルが採用されるまで27年もの間スイス軍で使用されました。(MM)
【本個体の説明】
本品は弊社が自信を持ってお薦めする希少価値な高い一品です。 時代感はありますが全体的に年代を重ねた美しい木部が印象的な小型ながらもとてもしっかりとした一丁です。 木部には極僅かな小傷がありますが約150年前の製造と考えると十分に許容範囲内です。 ストックとバット・プレートが接する下部に当時の欠けがオリジナルの部品で補修してあります。 ボルト、 ボルト・ハンドル、回転式のボルト・エンドは白磨きで錆もなく、ほかの鉄部は全体的に違和感のない落ち着いた時代パティーナがついた品です。 約150年近く前に製造された事を考えるととても良い程度で、国内に3丁しか存在しない事を考えると奇跡的な保存状態です。 機関部にはRychhner社を表す「RYCHNER A AARAU」の刻印が打たれています。
ごく初期のボルト・アクション小銃でベテェーリ・アクションの特徴でもあるボルトとボルト・ハンドルは別部品になっています。 その為、ボルトは本体にしっかりと溶接固定されていますが、ボルト・ハンドルはオリジナル通り操作が可能です。 オリジナルのトリガー・テンションがあります。
国内にはスイス軍の小銃を専門に収集しているコレクターのコレクションの中に3丁だけ存在する内の一丁です。 スイス軍用銃を語る上で欠かすことの出来ない特殊な一丁であるにも拘らず国内では本銃の存在すら知られていない非常にマニアックな一丁です。 スイス人以外でこの銃について知っておれば、海外においても相当な銃の知識があると思われます。(実体験より) オリジナルのトリガー・テンションのある旧加工品です。オリジナルのさく杖付です。 (MM)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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