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【TKS/D】前装管打式狩猟用Jaeger小銃 (無可動古式銃、A. Fritze社Suhl製)*  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【502】
英  名
 German Hunting Percussion Rifle
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、一品物、無可動実銃買取品 2018年 春、東京店在庫品
国  名
 ドイツ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,015mm (実測)
口  径
 13mm
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 ドイツで製造された前装式の単発管打式の猟銃で、Jaegerとは猟師を意味します。 Jaeger小銃には銃身内にライフリングが施された施条銃も製造され、それらは1855年頃に日本にも輸入されました。 日本ではJaegerが訛ってヤーゲル銃と呼称され、国内に輸入された初期の施条銃となり、一部は戊辰戦争時まで旧幕府軍により使用されました。

【A. Fritze社製 前装管打式狩猟用"Jaeger"小銃について】
1860年代にドイツの銃砲生産地で有名なSuhl (ズール) にあったA. Fritze社で製造された管打式小銃です。 管打式小銃はドイツ語ではPerkussionsbuchseと呼びます。 Jaeger Rifleは狩猟用に作られたJaeger (猟師) 用の小銃で、かなりの精密射撃にでも適応するような精度が高い造りになっています。 19世紀のドイツ製狩猟用小銃は森林の中での取り回しが容易なように100cm程の短小銃サイズで、全長に比べ口径が比較的大きい小銃が主流でした。 セット・トリガーが標準装備されており、オプションでピーピング・サイトを取り付けられるようになっていました。 そして木製ストックには高級な素材が使用され、装飾も多く施されていました。 Jaeger Rifleの定義は時代によっては変化はありますが前装式の単発、黒色火薬を使用して球状弾を発射するハンドメイドの高級な銃であることは変わりありませんでした。 アメリカへのドイツ移民はJaeger Rifleを新大陸にもたらし、ケンタッキー・ライフルなどに発展しました。 17世紀頃から南ドイツからドイツ語圏スイス、オーストリアに跨るチロル地方で使われたフリント・ロック式の特別仕上げの小銃が始まりで、19世紀に入りパーカッション式(管打式)が主流となりドイツ全土で使用されるようになりました。 チロル地方以外のドイツでは牛角などでの装飾が控えめになっています。 本品はドイツ中部に位置するテューリンゲン州のズールで作られた品で、ズールではThuringer Wald (テューリンゲンの森) をひかえた土地柄もあり多くのJaeger Rifleが生産されました。
当時のズールは中世より鉄の産出地として知られており16世紀以降は宗教戦争が多発する中で銃の生産地として発展しました。この地の職人が作り上げた銃は、ネーデルラント (現在のオランダ)・スイス・デンマークなど各地にまで輸出されました。20世紀に入っても武器産業は盛んで、Sauer & Sohn社、Simson (BSW、Gustloff)社、C.G. Haenel社などの有名メーカーがありました。 第一次世界大戦中にはMP18、第二次世界大戦中にはMP38/MP40、StG44などの最先端の武器が生産されていたため連合国から激しい空爆を受け市は破滅的な被害を受けました。 ズール市にはドイツで唯一、市立の銃器製造学校があり、市内にはズール武器博物館があるほど銃器の生産地として栄えた都市で、ズール製はドイツの銃器の中では特出した評価を得ています。 (MM)

【本個体の説明】
本品は19世紀後半に作られた中央ドイツ地方独特のJaeger Rifleです。 しっかりとライフリングが入った口径13mmのオクタゴン (八角形)・バレルになっています。銃身の上面には銀象嵌で「A. Fritze in Suhl」と入っています。 銃身後部には金象嵌の線2本(太いものと細いもの)が入っています。 リア・サイトはネジによって高さが調整できるようになっているアジャスタブル・オープン・リア・サイトになっています。 リア・サイトの形状が比較的近代に見えますが、19世のドイツではかなりポピュラーなスタイルです。 ストックの握る部分の上にあるタング部分にピーピング・サイトを取り付ける事も可能な正方形の孔が付いています。 サイド・ロック、ハンマー、パッチ・ボックスなどバット・プレートを除く主要金具全てに緻密な唐草模様の彫刻が入っており、美しいケースハードン仕上げになっています。 ハンマーの形状も非常に凝った仕上げになっています。 直径約6cmの唐草模様の彫刻が施されたパッチ・ボックスの蓋は開閉可能で、内部は容量の大きいものです。 フル・ストックと呼ばれる銃口近くまでストックが伸びており、その先端 (Stock Nose) には水牛の角で美しく補強されており、ストックが引き締まって見えます。 ストックの左側にチーク・ピースの膨らみがついた高級な木目の美しいウォルナット製で、グリップ部分にチェッカリングが入っています。 銃身後部のニップルの付近に極僅かの朽込がありますが、殆ど判りません。 その他は素晴らしい状態です。 トリガーはセット・トリガーになっており、後ろのトリガーを引くとシアが解放され、前方のトリガーを僅かでも引くとハンマーがリリースされます。 木製のさく杖の先端にはStock Noseとマッチした、水牛の角で飾られています。 金具は全て再仕上げされていますが、とても美しい飾り映えのする一品です。 完全に職人による再仕上げ行われているので、新品のように美しい品になっています。 (MM)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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