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大棒火矢筒 (銃砲刀剣類登録証不要品、指火式点火法) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4985】 |
英 名
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Japanese Fire-arrow gun |
種 類
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単発、無可動実銃買取品 2016年 秋 |
国 名
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日本 |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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640mm |
口 径
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35mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【大棒火矢筒 について】
棒火矢筒は日本独特の火器で口径が20mm〜40mmの五十匁筒、百匁筒に相当するものが主流です。 大砲のように銃身(砲身)後方上部に火穴(火口)があり、そこに直接火種を付ける「指火式点火法」になっています。 銃身の長さは10cmほどからあり本品のように27cm近くある品は大火矢筒(または大棒火矢筒)と呼ばれます。 棒火矢筒は弾丸を発射するものではなく、棒火矢を発射するものです。 実戦に使用された品ではなく、江戸時代の「天下泰平時代」に砲術家が生活の糧を得るために、棒火矢を飛ばして見世物にしていたと言われています。 これは確かな確証があるわけではありませんが、火矢筒が実戦に使われた記録もなく固定された台座から的を定めるような構造になっていません。 しかし、萩野流の自由台
を使用した狙いを定めることができる品も存在しましたが、あくまでも砲術家の客寄せ的な余技の道具であったと言われています。 反対にずっしりとした固定台座は装飾品としては良いかと思われます。
【本個体の説明】
砲身形状は、砲口部から砲尾まで約395mmの複雑な瓶型(最小径85mm、最大径115mm)、 砲身は真鍮もしくは砲金(青銅)と思われる鋳造製ですが、目立った欠点等は見受けられません。 砲身は基部から中ほどに行くに従って外径が小さくなり、砲口部分で再び広がるような形状になっており、見栄えの良い作りになっています。砲身に目当てはなく、多数の象嵌が施された装飾性の高い造りとなっています。砲口近くには繰り返し鍛えられた鋼で製造された事を示す「百錬鋼轟」の文字が入っている他、斜めの位置に開けられた伝火口近くには、丸に違い鷹の羽の家紋が見受けられます。 台座は木目が美しい濃い色合いで鉄製の補強枠が鋲止めが施されています。後端にはやはり丸に違い鷹の羽の家紋が見られます。全体に多少の擦り傷(底部分)等はありますが、目立つ傷は無く金属部、木部共に申し分の無いコンディションです。台座頂上部にある小穴に棒を差し込むことで、内部の真鍮製板バネの押さえが開放される為、頂上部が後方に引き抜けて砲身を分離することが可能です。 台座も含めた総重量は約20kg程となっています。 本品は弊社の専門より多少外れるため本説明に誤りがある可能性もございますのでご了承下さい。 東京店在庫品 (YS)
【その他の情報】
大火矢筒は銃刀法上「指火式点火法」と呼ばれる「手で火種をそのまま火口(火穴)に付けて点火する原始的な銃砲」には銃砲刀剣類登録証は不要です。
詳細画像はこちら
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