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ノリンコ M1A 自動小銃 (#N140052)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4733】
英  名
 M1A Self-loading Rifle mfd. by Norinco
種  類
 自動小銃、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2022年 冬
国  名
 中華人民共和国 / アメリカ合衆国
時  代
 第二次大戦後(1945〜)
全  長
 1,070mm
口  径
 7,62mm×51
装 弾 数
 20発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ノリンコ M1A 自動小銃 について】
本品は中華人民共和国のノリンコ (中国北方工業公司) が生産した、スプリングフィールド M1A 自動小銃のクローンです。
ベースとなったスプリングフィールド M1A 自動小銃は、米軍で1960年代に制式採用されていたM14 ライフルを基に開発されたコマーシャル・モデルで、スプリングフィールド・アーモリー社 (Springfield Armory Inc.) により1974年から製作が始められました。
M14 ライフルはM1 ガーランド ライフルの後継として開発された自動小銃です。 M1 ガーランドは1940年代で最も先進的な歩兵用ライフルの1つでしたが、時代はさらに進み、フル・オートマチック射撃が可能な自動小銃が求められるようになりました。 これに伴い、着脱可能なボックス・マガジンやフル・オートマチック機構の追加の他、使用弾薬をM1 ガーランドの.30-06 (7,62mm×63) に比べて薬莢の短い7,62mm×51 NATO弾に変更したモデルが1957年にM14 ライフルとして米軍に採用されました。 M14はベトナム戦争初期における米軍の主力小銃でしたが、全長や重量がかさみ、連射時の反動も大きいため扱い難かった他、木製銃床がジャングルの湿気で歪み、精度に悪影響を与えるといった欠点が指摘され、その後主力小銃の座をM16ライフルに譲る事となりました。 しかしながら、M16に比べて射程や精度に優れる事から、アフガニスタンやイラク戦にも投入されるなど、現在も使用が続けられています。
M14 ライフルをベースに開発されたスプリングフィールド M1A 自動小銃は、民間向けのためフル・オートマチック射撃機能は取り除かれています。 民間向けとして販売されたため、M14 ライフルで問題とされたフル・オートマチック射撃時の反動の大きさや、ジャングルにおける木製銃床の劣化等についてはそれほど問題となりませんでした。 尚、M1A 自動小銃の製造を行っているスプリングフィールド・アーモリー社は、1968年に閉鎖された陸軍のスプリングフィールド造兵廠 (Springfield Armory) の商標名を買取り設立された会社で、元々のスプリングフィールド造兵廠との直接的な関連性は有りません。 スプリングフィールド M1A 自動小銃は、銃身を短縮したモデルや樹脂製の銃床を備えたモデル、バット・ストックを伸縮したモデルなど、各種のバリエーションが展開されて現在も製造が続けられています。
本品は中華人民共和国のノリンコ (中国北方工業公司) でコピー生産されたM1A 自動小銃で、M14SやM305とも呼ばれます。 ノリンコが各国の銃をコピー生産しているのは有名ですが、独自に開発した製品等を積極的に海外市場へ展開しています。 スポーター・モデルなどの民生品などにも力を入れており、近年では本商品のような西側系製品も生産しています。 本品は外観をはじめ各部の作りはオリジナルのスプリングフィールド M1A 自動小銃とほぼ同様ですが、本体にはシリアルNo.を除いてモデル名刻印等は一切入っていません。

【本個体の説明】
本品はオリジナルのスタンダードなスプリングフィールド M1A 自動小銃と比較して約5,5cmほど銃身の短い、約20インチのショート・バレル・タイプとなっております。 銃身が短い点以外は基本的にオリジナルのスプリングフィールド M1A 自動小銃と同様で、機関部などの規格は同一となっており、再現性の高い品となっております。 金属部はパーカー仕上げとなっており、銃床は黒色樹脂製のタイプを備えています。
本品のレシーバー後部上面にはオリジナルのスプリングフィールド M1A 自動小銃に見られるような刻印は一切入っておらず、レシーバー左側面にシリアルNo.等が打刻されているのみとなっています。 各部の寸法が同一であるため、オリジナルのM1A用ストックとの付け替えも可能となっております。
本品は全体に使用感も少なく、金属部や樹脂部に若干の保管に伴う小傷や擦れ等が見受けられる他は目立った欠損等も見られず、概ね良好な状態が保たれています。 マガジンの調節やショルダー・ストック及びストック内コンパートメントの蓋の開閉は問題なく行う事が可能です。 リア・サイトの調整は非常に固くなっています。 無可動加工の関係でトリガー・ガード内のセーフティ・レバーが固定されていないため、セーフティ・レバーを操作するとレシーバー内に入り込んでしまう場合がございます。 付属のマガジンについても、やや小傷や擦れは見受けられるものの、現状目立った凹みや変形等は見受けられません。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。 ストック内に収納可能なクリーニング・キットが付属いたします。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (YS)(KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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