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ベテェーリ M1870-87-15 歩兵銃 (#CB5100)*  
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価格(税込)
 \275,000
商品番号
 【4727】
英  名
 Vetterli M1870/87/15 Infantry Rifle (Vetterli-Vitali)
種  類
 ボルト・アクション、動画有り、無可動実銃買取品 2016年 夏 、ガゼット Vol. 14、東京店在庫品
国  名
 イタリア
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,346mm
口  径
 6,5mm×52
装 弾 数
 6発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ベテェーリ M1870-87-15 歩兵銃 について】
ベテェーリM1870小銃は、カルカノM1891小銃が採用される以前のイタリア軍の主力小銃です。 基本構造はスイスで開発されたベテェーリ式のボルト・アクション機構に改良を加えたもので、ニードル・ファイアのカルカノM1867小銃の後継として1870年に単発式のベテェーリM1870小銃が開発されました。 M1870はスイス軍用と混同される事が多く、実際にスイス軍のM1870 候補生小銃 (キャデット ライフル) と外観が酷似しています。 M1870はイタリア軍最初の金属薬莢を使用する主力小銃で、Brescia、Terni、Torino、Torre Annunziataの各造兵廠で生産が行われ、リア・サイト後部、オクタゴンの薬室に製造所の刻印が入っています。 その後、列強の主力小銃の連発化に伴い、1887年にはM1870をベースにビタリ式の弾倉を追加して連発式としたM1870/87小銃が開発されました。 同じビタリ式マガジンはオランダ軍のM1871/88 歩兵銃でも使用され、こちらはボーモン・ビタリと呼ばれました。 M1870/87小銃は、スイスのベテェーリ小銃と混同しないように、欧米ではベテェーリ・ビタリと呼ばれています。 更に第一次世界大戦中の1915年には、口径をカルカノM1891小銃と同じ6,5mmへと変更したM1870/87/15と呼ばれるモデルも開発され、主に砲兵や輜重兵等の小銃を主武装としない部隊の防御用として使用されました。 M1870/87/15小銃はM1870/87小銃と口径が異なる為、トリガー・ガード前方に突出したマガジンの形状も変更されています。 更に第二次世界大戦でもイタリア植民地軍によっても使用され、北アフリカで連合軍に鹵獲されたのが本銃が使用された最後の正式な記録として残っています。 (MM)(KK)

【本個体の説明】
本品はシリアルNo.GB5100で、オクタゴンの薬室側面に1883年の製造刻印がある事から、120年以上前に生産された品である事が伺われます。 反対側の薬室側面にはトリノ (Torino) 造兵廠の刻印が打ってあります。 薬室上部には楕円形にP.P.の刻印が打ってあり、これは「Parti Permutabli(伊)=Interchangeable(英)=交換可能部品」の意味です。 ストック右側面のシリアル No.は機関部と一致しています。 ストック両面共に造兵廠の刻印はありません。
本品のマガジンはMod.1891 タイプの側面に溝の無いプレーンなものになっています。
130年以上経っているため、各金属部の銃身、機関部、トリガー・ガード、フロント&センター・バンド、マガジン、バット・プレートには経年の使用感があり表面錆、錆跡が見られますが、十分に許容範囲です。 コッキング・ハンドルはブルー仕上げではなく白磨き仕上げで、その部分にも表面錆が見られます。 ボルト・ハンドルはボルトとは一体ではなく別部品ですが、可動はしません。 レシーバー後部(排莢口の後ろ)にあるマガジン・カット・オフは可動します。 またマガジン・カット・オフのノブはチェッカーリングの入っているタイプです。
銃の下からマガジンの取り付け部分を見ると改造された痕がありますが、これはベテェーリ M1870-87用のマガジンが付いていた跡でM1870-87-15用のマガジンに改修された際に全ての品に残っている跡であり、修理痕などではありません。 これはこの個体だけの跡ではなく、当時の正規加工となります。 また、本品は単発からビタリ式マガジン方式へと切り替わる1887年以前に製造された個体であるにも関わらず、上記の改造痕が見られます。 この事から、当初M1870として製造された個体がM1870-87を経てM1870-87-15へと改造された物と考えられます。
ストックには小さな打ち傷こそありますが、オリジナルの仕上げがそのまま残り、経年により少し濃い目の色で、非常に良い保存状態で、見栄えも良いです。 さく杖が付属しております。
フランス軍やイタリア軍のライフルは旧加工の当時は非常にマイナーであったため輸入数も少なく、現在は貴重な品となっています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(TY)(MM)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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