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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4643】 |
英 名
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Carcano M1938 Short Rifle |
種 類
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ボルト・アクション |
国 名
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イタリア |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,015mm |
口 径
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6,5mm×52 |
装 弾
数
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6発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【カルカノ M1938 短小銃 について】
カルカノM1891小銃は、1891年に採用されたイタリア軍初の無煙火薬使用の制式小銃です。 機関部はモーゼル方式、弾倉はエンブロック・クリップを使用するマンリッカー方式を改良した物を用いており、この機構をカルカノ式と呼びます。 M1891騎兵銃は第一次世界大戦時のイタリア軍の主力騎兵銃で、銃を背負った際に他の装具に引っ掛からない様に、ボルト・ハンドルがストック方向に折り曲げてあります。
列強における主力小銃の大口径化及び歩兵銃と騎兵銃の共用化に後れをとったイタリアは、1938年にM1891小銃の後継として口径をより強力な7,35mm×51に変更し、全長を短縮して携行しやすく改良したM1938短小銃を開発しました。 M1938短小銃は大口径化および全長の短縮の他に、照尺を300m固定式の物に変更することにより、生産の簡略化も図られていました。 また、1938年以降にはM1891の騎兵銃タイプについても、口径を7,35mmとし、リア・サイトを固定式に変更する等の改良を行ったM1891/38騎兵銃と呼ばれるモデルも製造されました。
第二次世界大戦が勃発すると、イタリア軍では新型の7,35mm弾の供給が不足した為、再び主力小銃の口径を6,5mmに戻す事になり、M1938短小銃についても6,5mmへの再統一に伴い、6,5mm口径仕様のタイプが製造されました。 また、アフリカ戦線向けに製造されたM1938短小銃の一部には、ドイツの7,92mm×57弾仕様の物も存在しました。
同様にM1891/38騎兵銃についても、口径を7,35mmから再び6,5mmに戻したモデルが製造される事となりました。 この6,5mmタイプのM1891/38騎兵銃は歩兵銃に比べて取り回しが容易であった他、製造に必要なコストや材料が少なかった事から、1940年から1943年にかけて約1,618,000挺が製造されてイタリア軍の様々な部隊に配備される事となり、大戦期にイタリアで最も多く製造された小火器となりました。
【本個体の説明】
本品はシリアル#.BN8438の個体で、このシリアルはストックと一致しています。 薬室上部にはサヴォイ王家を示す王冠その下にTERNI工廠を示す刻印があり、右側面には“1941XIX”の刻印が確認出来ます。また リアサイト前方に使用弾薬を示すCAL.6.5の刻印があります。
金属部については、全体に小傷、擦れ跡があり、部分的に錆と浅い朽ち込みが見られますが、所々にブルーが残っております。 バットプレートは全体に地金が露出し、錆が見られますがクリーニングキット・コンパートメントの蓋はしっかりと閉まり、比較的しっかりとした状態を保っています。
木部も全体的に打ち傷、擦り傷や削れが見られますが、目立つ破損は見られず、強度的な問題も見られません。
ストック右側面には「19」の文字が入った銀色のプレートがネジ留めされており、左側面には「12」とペイント。ストックの指かけ部分に薄くアルファベットで単語が記されています。
本品はフロント・バンド左側面のオリジナルのスリング・スイベルが外され、フロント・バンド下面にコの字型の金具が取り付けられています。 また、銃床下部にもスイベルが取り付けられています。
使用感はありますが、総じて経年相応と言える良好な状態です。この所、入荷の機会の無かった珍しい戦時中のイタリア軍のライフルです。 ぜひコレクションに加えられてはいかがでしょうか。 薬室右側面にスリットがありトリガーのテンションが無く、ボルトの下部と先端が切除され薬室の溶接が確認できる状態の新加工品です。 大阪店在庫品 (OS)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
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