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ヴェルンドル M1867 騎兵銃 (アウトレット品、無可動古式銃、1868年製)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4563】
英  名
 Werndl M1867 Modefied Carbine
種  類
 古式銃(無可動) 、単発、アウトレット、無可動実銃買取品 2017年 夏
国  名
 オーストリア
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 970mm
口  径
 11x42mm Rimmed
装 弾 数
 単発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ヴェルンドル M1867 騎兵銃 について】
ヴェルンドル M1867 歩兵銃は前装式のローレンツ小銃から、それを後装式に改造したウェルツェル(Wanzl)小銃の後にオーストリア軍に正式採用された主力小銃です。 当時の後装式は薬室部分が前面または側面に開く構造でした。 しかしヴェルンドル小銃の特徴であるドラム式回転ブリーチはシンプルかつ堅牢であり、腔圧によってブリーチが吹き飛ぶ心配もない優れた構造でした。 またドラム式ブリーチを回転させて開く際にエキストラクターが、これも非常にシンプルな構造によって連動し自動的に排莢する事が可能でした。 撃発機構は当時の一般的なバックロックのサイドロックシステムを用いていました。
M1867、M1867/77、M1873、M1877の基本的な歩兵銃モデルに加え全長が異なるバリエーションがあります。 銃身が僅かに短くトリガー・ガードに指掛けが付いた猟兵銃、乗馬部隊用に短い銃身を備えた騎兵銃などがその代表的なものです。 本品は1867年オーストリア軍に採用されたM1867 歩兵銃を騎兵用に短く切り詰めたモデルです。 それ以降改良が繰り返されM1877を最後にKropatschek M1881小銃を経てマンリッカー M1895小銃へとオーストリア軍の正式小銃が引き継がれました。 もう数年ヴェルンドル M1867 歩兵銃の登場が早かったら1866年の普墺戦争(プロイセン=オーストリア戦争)でプロイセン軍に惨敗する事はなかったと言われるほど優れた小銃でした。

ステアー生まれのジョセフ・ヴェルンドル(Josef Werndl,1831–1889) とカレル・ホーラブ(Karel Holub,1830–1903) の共同設計でしたが、後にヴェルンドルが全ての権利を買取って、ヴェルンドルが経営するステアー社" Osterreichische Waffenfabriksgesellschaft " (OWG、オーストリアン武器製造会社)で独占的に製造し後のステアー・マンリヒャー社をオーストリア最大の銃器メーカーにしました。 元々ステアーの街はオーストリアのErzberg炭鉱から伸びる「鉄の道」に位置し兵器の生産が盛んな地域でした。 そこで鍛冶屋をしていたジョゼフの父のレオパルド・ヴェルンドル(Leopold Werndl,1797-1855年)が1821年より銃の部品を作り始めました。 父の他界後に25歳のジョゼフが家督を継ぎ、1867年のヴェルンドル小銃の開発で事業を広げた後にヨーロッパで最も大きな銃器製造会社と言われるまでに発展しました。 約50万丁とも言われるオーストリア帝国主力小銃を独占的製造の利権がこの一丁のシンプルなドラム式ブリーチの発明によって得られた事は非常に興味深い事です。

【本個体の説明】
本品はステアーで1868年に生産された品でヴェルンドル M1867 歩兵銃の初期生産品を切り詰めて騎兵銃にした品です。 サイドプレートには「868」の製造年号が入っています。 オーストリア軍伝統的に1800年代の最初の「1」を省略するので、1868年製であることが判ります。 その上に「オーストリア帝国の双頭の鷲」の刻印がハッキリと入っています。 銃身後部上方に69のような刻印があり、1869年に製造された事を示します。 また薬室左側面あたりに、プルーフ・マークと思われる刻印が打たれています。 サイド・プレートの刻印とマッチしていません。 歩兵銃と同じ大きさのリア・サイト基部にはWCのサイトのメーカー刻印があります。 リア・サイトのスプリングは利いていません。 全体的に近年白磨きされて表面錆がない状態ですが、140年以上前に作られた事もあり経年使用の磨耗等があります。 一部に朽ち込み錆があります。  製造された当初から白磨き仕上げなので、大きな違和感はありません。 バット・ストックの仕上げは一旦落とされて経年使用の小傷等があります。 直径7-8mm程度の円形の打傷がストック全体にあり、特にバット・ストックの両面に多くあります。 この傷の程度はHP及びDetailed Photos(詳細画像)をご覧になってください。 ストックのサイド・プレート側の上部が欠損しています(画像をご参照ください)。 トリガー・ガードの側面に数ヵ所小さな当たり傷があります。 本品の特徴であるドラム式ブリーチの下部が中心部分に向かって無可動加工の為に削り取られていますが、ブリーチを閉じた状態では外見からは加工は判りません。 ブリーチはオリジナル通りスプリングのテンションと共に手動回転します。 またブリーチの回転と連動しているエキストラクターは一旦後部へ下がると(ブリーチを完全に開かなければエキストラクターは出て来ないので、ブリーチの開け閉めは可能です)、ブリーチを閉鎖すると同時に前方に移動せず手動で前方へ押し込まなければなりません。 ハンマーはメイン・スプリングによるテンションはありませんが前後に動きます。 トリガーのテンションはありません。 国内では登録証交付の対象外となるため無可動実銃としてしか所持はできませんが、無可動であるが故に非常にお値打ち価格になっています。 また歩兵銃からの改造品であるのとストックなどの傷がありますので更にお手頃になっています。 東京店在庫品(YS)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。通信販売でご購入される際は、後日追加される詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。

詳細画像(Detailed Photos)はこちら

旧価格は\216,000(税込)の商品でしたが、アウトレット品のためお値打ち価格に設定してあります。 尚、本商品につきましては原則として返品・交換はお受け致しかねます。 アウトレット品は何かしらの問題点がございますのでその点をご了承頂き、必ず上記の詳細画像で商品のコンディションをご確認頂いた上でご注文をお願い致します。  
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