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価格(税込)
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SOLD OUT |
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商品番号
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【4547】 |
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英 名
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Mauser Gew.71 Infantry Rifle |
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種 類
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単発、ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2016年 春、ガゼット Vol. 16、東京店在庫品 |
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国 名
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帝政ドイツ |
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時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
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全 長
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1,350mm |
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口 径
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11mm×60R |
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装 弾
数
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単発 |
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在 庫
数
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SOLD OUT |
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画像について
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画像は現物です。 |
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コメント
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【モーゼル Gew.71 歩兵銃 について】
パウル・モーゼルとヴィルヘルム・モーゼルのモーゼル兄弟が開発し、ドイツ軍が最初に採用した金属製薬莢使用銃で、1871年にプロシア陸軍制式となりました。 1871年には普仏戦争(1870-1871年)にプロイセン王国がフランスに勝利しましたが、主力小銃は30年近く前に制式となったドライゼ小銃で、新型小銃の配備が急務となっていました。 普仏戦争では野戦砲と鉄道がプロイセンを勝利に導いたとも言われており、後装式のクルップ野戦砲は前装式のフランス軍野砲を遥かにしのいでいました。 普仏戦争の勝利と同時にドイツ帝国統一が成し遂げられて、モーゼル Gew.71 歩兵銃がバイエルン王国を除く全ドイツ諸国の制式小銃となりました。 ドイツ統一後もバイエルン王国は独自のM1869 ウェルダー歩兵銃を装備しており、1877年になって初めてGew.71 歩兵銃を制式としました。
本銃のボルトを90度回転させて閉鎖する方法は近代ボルト・アクション・ライフルの基となり、元祖ボルトアクションと呼ばれることもあります。 Amberg、Danzig、Spandauの王立造兵廠で製造されました。
口径11mmの黒色火薬のカートリッジを使用し、単発という以外はその後のモーゼル・アクションと基本的な部分で同じシステムです。
また当初トライアルで検案とされ、追加された安全装置は、左右にレバーを反転させてON/OFFをする所謂モーゼル・アクションのセーフティ・レバーで、このシステムはGewehr71の際に開発されたものです。
その後、1884年にアルフレート・フォン・クロパチェクによって設計されたチューブ・マガジンを取り入れられて改良され、8連発となりました。 この連発に改良されたモデルはGewehr71/84と呼ばれています。
しかしながら世界発の無煙火薬使用の連発式小銃であるMle1886/93の登場により、改良された1884年から4年後の1888年にはさらなる新型のGew.88が採用され、まさに連発銃器の日進月歩の時代の銃と言えるでしょう。
【本個体の説明】
本品はシリアル��6527で、このシリアルは薬室、機関部、ボルト、ボルト・エンド、機関部下部、トリガー・ガード、バット・ストック、フロント/センター/リア・バンドでマッチしています。 また機関部には「IG. Mod:71.」のモデル名刻印の他、1884の製造年刻印がはっきりと確認出来ます。 その他、刻印は豊富で、薬室上面のDANZIG造兵廠刻印を始め、王冠にFWを組み合わせた刻印の他、王冠とアルファベットを組み合わせたの検査刻印が機関部と銃床に多数見られます。 尚、ボルト・ハンドルのみシリアルNo.が1251となっています。
本品の金属部、は各バンドやサイト等を含む最も目立つ銃身周りに多少の退色が見られるものの、大部分に黒染め仕上げが残っております。 白磨きの機関部は時代錆が薄らと程良く表れており、未だ残る渋い輝きにコントラストを与えています。 ロア・タング周辺やバット・プレートはやや小傷や時代錆が見受けられるものの、目立った朽ち込みや変形等は見受けられず、しっかりとした状態が保たれています。 バット・プレートは取り付けにガタつきもなくしっかりとしています。 真鍮製のトリガー・ガードは、若干の小傷は見られるものの目立った腐食等は見られず、程よい時代感の付いた良好な状態が保たれています。
二枚板倒立型の厚めのリア・サイトについてもしっかりとした状態が保たれており、起倒操作についても問題なく行う事が可能です。 リア・バンドを留めるバネの出が甘く、リア・バンドがややガタつきが見られるものの、現状ではバンドが簡単に抜けてしまうような事はありません。 また、フロント・バンドと銃床先端の間にやや隙間が見られるものの、こちらも取り付け自体はしっかりとしています。 木部については、小傷が全体に散見されるものの、目立った破損や欠損等は見受けられず、程よい使用による着色も相まって時代を感じさせる良い色合いとなっています。 唯一、フロント・バンド付近の左側面にやや深い傷が見られます。 また、ストックの左側面にはあまり目立たないものの、「1O」と細く薄い赤文字が入っています。 総じて、製造されてから時代を経なければ出ない味わいを持った貫禄の有る品です。 さく杖は付属しておりません。
トリガーのテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (TY)(KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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