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スウェーデン モーゼル M1896 歩兵銃  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【4531】
英  名
 Swedish Mauser m/96 Infantry Rifle
種  類
 ボルト・アクション、ガゼット Vol. 17、東京店在庫品、無可動実銃買取品 2021年 秋
国  名
 スウェーデン / ドイツ
時  代
 第一次大戦前(〜1914)
全  長
 1,260mm
口  径
 6,5mm×55
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【スウェーデン モーゼル M1896 歩兵銃 について】
M1896 歩兵銃はスパニシュ・モーゼル M1893 歩兵銃の改良型です。 M1893 歩兵銃は現在のモーゼル系と呼ばれる原型になったモデルで、モーゼルが開発した初のクリップで装弾しストック (木部) 内にダブル・カラムで5発が収納可能な現代的な外見を持つ銃でした。 モーゼル M1896 歩兵銃はドイツOberndorfのモーゼル社よりライセンス生産を権を得たスウェーデンのカールグスタフ (Carl Gustaf) 造兵廠で1898年から1925年まで行われました。 四半世紀の間に532,000挺が生産され、第一次大戦前から大戦後までスウェーデン軍を支えた主力小銃です。 本家のドイツのモーゼル社Oberndorf工場でも1899年と1900年の2年間だけ38,600挺が生産されスウェーデンに輸出されました。 スウェーデンのHusqvarna社でも少数が生産されましたが、軍用ではなく "Volunteer Shooters' Associations" 用として使用されました。 20世紀初頭に世界各国に輸出されたGew.98系と混同される事がありますが、ボルト・セーフティが一世代前の形状で、ストックもグリップがないストレート・タイプになっています。 また、ドイツ帝国が採用したGew.98とはリア・サイトの形状が全く異なっており、他のGew.98系がタンジェント・サイトであるのに対してM1896系は起倒式のラダー・サイトになっています。 スウェーデン軍用の特色としてストックの右側面に真鍮製のディスクが付いており、それにサイト情報とボア状態が記載されています。 またフロント・バンドの下方に横から孔 (穴) があり、これは一脚を取り付けるための孔で、旧日本軍以外にボルト・アクション ライフルに一脚を取り付けられるのは珍しいです。 騎兵銃モデルは生産されず、1894年に制式となったM1894 騎兵銃と並行して、1938年に制式となったM1938短小銃が全軍に行き渡るまで使用されました。 また本銃に4×90 AJACK スコープを装着したM1941B 狙撃銃も使用されました。 M1938 短小銃はM1896 歩兵銃の短縮型で、機構的には全く同一の銃でしたので、このモーゼル・システムはリュングマン自動小銃が採用されるまでの半世紀以上も現役でした。 スウェーデン軍を語る上で欠かせない一挺です。 また1980年にはこのM1896 歩兵銃の機関部を流用したCG80 マッチ・ターゲット ライフルを生産するなど一世紀近くも現役で使用された、世界的に見ても類を見ない軍用ボルト・アクション ライフルです。 ストックの木材の材質は時代によってElm (エルム)、Walnut (ウォールナット)、American Walnut (アメリカン・ウォールナット)、Beech (ビーチ)、Maple (メイプル)、Mahogany (マホガニー) の6種類にもなります。 本品はBeech (ビーチ) 製で第一次大戦後の品に多く見られる材質です。 (MM)

【本個体の説明】
第一次大戦と第二次大戦の両大戦ともに中立国であり鉄鉱石の産地キルナを有し、鉄鋼業が盛んで工業力のあったスウェーデン製独特の非常にクオリティの高い上質な作りの一挺です。 機関部や銃身といった金属部には戦前の丁寧に製造されたドイツ製小銃と同じレベルの深いブルー仕上げが施されています。 本品の薬室上面にはCarl Gustaf国営造兵廠の紋章 (王冠にブラックレターのC) の他、Carl Gustaf国営造兵廠製を表す「CARL GUSTAF STADS GEVARSFACTORI」の刻印 、製造年を表す「1921」の刻印がハッキリと入っています。 機関部と銃身、そしてトリガー・ガードを含むストックの金具の全てはブルー仕上げで、ボルトのみ美しく銀色に輝いたクローム・メッキ仕上げになっています。 本品のボルト、セーフティ、コッキング・ピース、ボルト・ストップ、弾倉底板、リア・サイト前後のバレル・バンド、バット・プレートなといった部品は確認できる範囲で全てシリアルNo.が機関部と下3桁でマッチしており、極めてオリジナル度の高い品です。
本品の金属部はやや小傷や擦れの他、一部に経年による褪色が見受けられ、トリガー・ガードにやや表面錆痕が見られますが、全体としては目立った欠損等は見受けられず、オリジナルの仕上げも大部分に残っています。 木部については、やや打ち傷や線傷及びバット・プレート付近のバット・ストック後部に僅かに黒染みが表れているものの、目立った破損等は見受けられません。 傷み易いバット・プレート部にはやや打ち傷や時代錆が見受けられますが、目立った変形やがたつき等は見られません。 鉄部と木部ともに製造されてから一世紀近くも経ているとは思えない美しい品です。 リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。 オリジナルのさく杖が付属しています。 さく杖のシリアルNo.は662となっています。
トリガーテンションの有る、ボルトが完全に閉じた状態で固定された旧加工品です。 (MM)(KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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