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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4523】 |
英 名
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M16A1 Assault rifle |
種 類
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自動小銃、無可動実銃買取品 2021年 春、東京店在庫品 |
国 名
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アメリカ合衆国 |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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985mm |
口 径
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5,56mm×45 |
装 弾
数
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20/30発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【M16A1 自動小銃 について】
米国アーマライト社のユージン・ストーナーが設計し、コルト社が製造を行って1962年に米空軍が採用したM16 (コルト社内モデル名AR-15・M601) の改良型です。
1950年代以降、第一次・第二次世界大戦で蓄積された膨大な戦闘報告書を基にした、戦場における小銃の殺傷能力に関する米英の共同研究により、従来の遠距離からの一撃必中を基本とした戦法よりも、軽量で兵士一人が大量に携行可能な小口径弾を高速で連射した方が効率的であるという理論が確立されました。 この条件を満たす自動小銃の研究開発が各社で開始され、殆どの案が従来型ライフルの域に留まる中、ユージン・ストーナー設計によるアルミ合金や強化樹脂を多用したAR-15自動小銃がその軽量さと連射時の操作性で注目を集めました。 AR-15は1962年に米空軍においてM16として採用されましたが、陸軍でも採用が検討され、米陸軍仮制モデルであるXM16E1が1965年からベトナムで実戦投入されました。 しかしながら、設計の意図と異なる装薬の使用や、一部製造工程の省略等により、致命的な動作不良が続出しました。 紆余曲折の末、1967年2月にそれまでの仮制式名であるXM16E1に代わり、改良モデルがM16A1の陸軍制式名が与えられて採用されました。 M16A1 (コルト社内モデル名M603) は、仮制式モデルであるXM16E1 (陸軍向けM602) と同様にボルト・フォワード・アシストを備えており、マガジンから薬室への装填不良が発生した際にもボルトを手動で前進させる事が可能となっています。 M16A1ではマガジン・リリース・ボタンの誤操作を防ぐ為のリブが追加された他、ボルトを始め内部部品が強化されました。 また、薬室内のクロム鍍金処理に加え、銃と一緒にクリーニング・キットと漫画形式の取扱説明書が配給されるようになって、ようやく駄作銃の汚名を払拭するに至り、その後に続くアメリカ軍主力小銃の基本となりました。 M16A1はベトナム戦争拡大に伴う大量の需要に応える為、コルト社以外にもゼネラル・モータースのハイドラ・マチック・ディビジョン及びハーリントン&リチャードソン社でも生産が行われました。 また、輸出向けとしても大量に生産され、これらの輸出向けM16A1にはM613のコルト社内モデル名が与えられました。 M16A1はその後のM16A2やM4カービンといった発展型の開発に繋がる基礎となりました。 M16A1は現在欧米市場でも入手が困難なアイテムの一つです。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品のシリアルNo.は9172406で、コルト社が70年代後半から80年代前半にかけて製造した軍用M16A1の最終輸出仕様である事がわかります。 コマーシャル (民間用) 仕様ではないので、セレクターにフルオート・ポジションがあります。 マガジン・ハウジング左側面にはシリアルNo.の他、「COLT M16A1」のモデル名及び「CAL. 5.56 MM.」の口径刻印が入っています。 また、レシーバー左側面には「COLT'S FIREARMS DIVISION COLT INDUSTRIES HARTFORD CONN. U.S.A.」のメーカー・アドレス刻印が入っています。
本品は全体に使用感がやや見受けられ、経年による表面処理の退色や角部を中心に小傷や表面処理が薄れて地金っぽくなっている箇所が見られます。 レシーバー左面のメーカー・アドレス刻印付近にやや目立つ擦れが見られます。 ロアー・レシーバーに比べ、アッパー・レシーバーの色味がやや暗い印象ですが、使用感のあるM16はアッパーとロアの色味に差が出やすく、色味の差自体はオリジナルらしさとも言えます。 樹脂製のハンド・ガードやグリップ、バット・ストックについても使用感が見られ、やや擦れて艶っぽくなっています。 ハンド・ガードは多少のガタツキが見られるものの、破損しやすいクーリング・ホールの合わせ目に欠けも無く、強度的にしっかりした状態が保たれています。 バット・プレート部にはM16の持病ともいえるクラックが見られますが、現状大きな欠けには至っておりません。 バット・ストック右側面に白の塗料で28の番号がペイントされています。 フロント・スイベルの樹脂コーティングは大分部で剥落が見られます。 上下フレームの取り付けに僅かにガタつきが見られるもののそこまで気にならないレベルのものです。 マガジンの着脱やリア・サイトの調整、エジェクション・ポート・カバー及びバット・プレート部コンパートメントの蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 フルオート・シアが取り外されている関係上、シア・ピンが固定されていません。 お客様がご購入後にボンド等で固定して下さい。 但し、ボルト・キャリアが後退した加工の為、シア・ピンを固定すると、アッパーとロア・レシーバ―の分割が非常に難しくなってしまいます。
セレクターは可動致しますが、トリガーとの連動などはありません。 アルミ製30連マガジンが付属致します。 マガジンはやや小傷や擦れは見られるものの、目立った凹みや変形等も見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っていません。
トリガー・テンションの無い、ボルトを半分に切除し、ボルト・キャリアと共に開いた位置で固定した新加工品です。 (TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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