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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【4488】 |
英 名
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Swiss Mannlicher M1893 Carbine |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2016年 冬 、ガゼット Vol. 15 |
国 名
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スイス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,010mm |
口 径
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7,5mm×53,5 Swiss |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【スイス マンリッヒャー M1893 騎兵銃について】
マンリッヒャー M1893 騎兵銃はオーストリア人の銃器デザイナーFerdinand Ritter von Mannlicher (1848 -1904)によって設計されたスイス陸軍の騎兵銃です。 スイス マンリヒャー方式のストレート・プル機構を採用している為、オーストリア=ハンガリー帝国のM1890騎兵銃 (Mannlicher M1890 Carbine) 及びM1895小銃 (Mannlicher M1895 Rifle) の機関部に極似しており、スイスの軍用銃とは思えない形状をしています。 口径は当時の主力小銃であったシュミット・ルビン小銃と同じ7,5mm×53,5 Swiss(GP90)弾を使用しました。
19世紀末期スイス軍は騎兵用にシュミット・ルビン M1889 小銃を短縮化したシュミット・ルビン M1889 騎兵銃を採用していましたが、銃身を短くしても構造上機関部が長く、馬上では操作が難しい事が判明しました。 そこでスイス軍部はターン・ボルト式のモーゼル型やストレート・プル型のマンリヒャー型の他、Vogelsang and Krauser型をトライアルで比較した結果、コンパクトなマンリヒャー型が選ばれました。
騎兵用としてスリング・ループは側面に付けられ、銃剣は当初から装着できないようになっていました。 この騎兵銃はスイス騎兵にはフィールド・ストリッピングが面倒でボルトの分解も難しく不評でした。 その為、訓練中に故意に壊され生産数も少ない上に破棄された銃が多く、現存数の少ない品となっています。
【本個体の説明】
本品は比較的明るいスイス製の銃器独特の高級な木部(ハンドガードとストック)を備え、機関部も同じくスイス製らしい上質な作りになっています。 機関部、ボルト、マガジンなどシリアル No.が確認できる部分は全てマッチしています。 薬質上にはSIG Neuhausen のメーカー刻印が入っている他、木部を含む多くの部品に二種類の検査刻印(スイス軍とSIG社)が入っています。 機関部とボルトは経年使用による仕上げ落ちはありますが金属部はまだまだしっかりとしており、リア・サイトやトリガー・ガード、フロント・バンド等の金属部分についても、オリジナルのブルー仕上げが良好に残っています。 白磨きのボルトやボルト・ハンドルは目立った表面錆や変色等は見受けられず、美しい光沢が保たれています。 バット・プレートについても打ち傷は殆ど見受けられず、こちらも白磨きの状態は良好です。
木部についても、僅かに打ち傷などは見受けられるものの、ストックのセーフティの後部に目立たない昔の傷が見受けられる以外は目立った破損等は見られず、大変良好な状態が保たれています。 表尺はスイス軍独特の精密な品で、本家のマンリヒャーに比べても格段に品質の良い品です。
本品はシュミット・ルビン小銃のように放出品としてコレクター市場に出た事がない、19世紀のスイス軍用の中で最も珍しい品と言えます。 日本国内には過去二挺しか輸入されておらず、将来的にも再入荷が望めない品です。 スイス軍用ボルト・アクションのバリエーションの中では最も珍しい品です。 弊社が自信を持って販売できる逸品です。
ボルトが完全に閉鎖した状態で固定された、トリガーテンションのある旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい
詳細画像はこちら |
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