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エンフィールド 3バンド 歩兵銃 (無可動古式銃) |
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価格(税込)
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商品番号
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【4401】 |
英 名
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Enfield Percussion 3 Band Rifle |
種 類
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古式銃(無可動) 、単発、一品物、無可動実銃買取品 2016年 春、ガゼット Vol. 16 |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,383mm |
口 径
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16.5mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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非公開 |
画像について
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画像は現物とは異なります。 |
コメント
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【エンフィールド 3バンド 歩兵銃 について】
(画像と現物は異なります)
エンフィールド P1859 小銃は、当時の英国の制式小銃であった.577口径のエンフィールドP1853小銃の大英帝国植民地専用モデルであるP1858小銃に対して更に改良を加えたモデルで、主に英領インド帝国で使用されました。 1857年から1589年にかけて発生したインド大反乱(セポイの乱、シパーヒーの乱)で現地人傭兵による反乱軍が敗北した後、軍部は現地人傭兵に対して英国正規兵と同等のエンフィールドP1853小銃の代わりに、射程及び威力の劣った小銃を支給するべきであると考えました。 しかしながら、当時の英国の方針により、英国正規兵と現地人傭兵の携行する小銃の外観があからさまに異なるといった状況は避ける必要がありました。 この為、一見しただけでは英国制式小銃であるP1853によく似た小銃であるものの、実際にはライフリングのない.656口径のマスケット銃であるP1858小銃を導入することが決定されました。 この小銃は、P1853小銃が500ヤード以上の有効射程を有していたのに対して、僅か50ヤードの有効射程しかありませんでした。 P1858小銃は一見するとP1853小銃に極めて類似していますが、リア・サイトの形状がP1853小銃とは異なりシンプルなV字型となっており、調整機能は省略されていました。 P1858小銃の導入後すぐに、P1858の銃身強度がきわめて低く、銃身破裂が発生しやすいという欠陥が明らかとなりました。 この為、翌年の1859年には改良型であるP1859小銃が導入されました。 P1859小銃も、外見はP1853小銃に類似していましたが、リアサイトはP1858小銃と同じ単純なV字型であり、フロント・サイトは「kennel=犬小屋」型に変更されました。 また、P1858小銃の欠点であった銃身の強度については飛躍的に向上しました。 銃身部分に取り付けるP1853小銃用のP53銃剣によく似た銃剣も製造されましたが、銃身の強化に伴い銃身の外径が大きくなったため、銃剣取付部分の内径が広げられました。 P1859小銃は約14,000挺がエンフィールド造兵廠で生産されたと考えられており、ロック・プレートにはインド向けである事を示す「大文字のI」及び「ブロード・アロー」の刻印が入れられました。
本モデル以外にもエンフィールド 小銃の在庫がございます。 詳しくはこちら
【本個体について】
本品はロック・プレートの刻印から1864年にエンフィールド造兵廠で製造された個体である事が分かります。 ロック・プレートにはインド向けである事を示す「大文字のI」と「ブロード・アロー」の刻印の他、英国王室に帰属する事を示す「王冠にV.R」の刻印も見られます。 金属部分は若干の打ち傷はみられるものの、朽ち込み錆等は見受けられず、全体に仕上げが残った良好な状態が保たれています。 銃身基部の左側面には、英国の検査印の他、インド系文字の刻印もはっきりと残っています。銃床に関しても、若干の打ち傷は見られるものの、目立った破損等は見受けられず、製造年から考えると比較的良好なコンディションと言えます。 銃床の右側面には管理番号と思われる番号が黄色系の塗料でペイントされていた痕跡が僅かに見受けられます。 真鍮製のトリガー・プレートやバット・プレートについても、通常使用レベルの打ち傷はございますが、それらも含めて良い時代感が付いています。 トリガー・ガード前部のスリング・スイベルが欠損しています。 クリーニング・ロッドが付属します。 トリガーテンションのない旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
古い機械物の骨董品でございますので、現物をご確認の上、ご購入頂けますようお願い致します。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像(Detailed Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。 詳しくは本HPのメニュ・バーにある「Ordering Terms(ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
古式銃の返品についてはこちら
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