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価格(税込)
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\330,000 |
商品番号
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【3845】 |
英 名
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Gew.88 Infantry Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2018年 春、大阪店在庫品 |
国 名
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帝政ドイツ |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,240mm |
口 径
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7,92mm x 57 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【Gew.88 歩兵銃 について】
1888年にドイツ軍で採用された、マンリッカー方式のクリップを使用する連発ボルト・アクション・ライフルです。 木製のアッパー・ハンドガードの代わりの鋼板製のバレル・ジャケットが外観的特徴です。
ドイツ帝国では単発式の1871年にGew.71を採用後、1884年にはGew.71をチューブ・マガジンに改良したM71/84を採用しましたが、その2年後の1886年にはフランスが世界初の無煙火薬を用いた連発式小銃であるルベルM1886を開発、採用しました。 遅れを取ったドイツは「G.P.K (ドイツ軍火器委員会)」を組織し、その設計により無煙火薬とフランスの8mm×50レベル弾に倣った7,92 mm×57弾を使用する新型小銃であるGew.88を開発、採用しました。
本銃を一般にモーゼルGew.88と呼ぶことがありますが、モーゼルはこの銃の開発には直接は携わっておらず、Gew.88は他の小銃のようなメーカーではなくドイツ軍火器委員会が設計したため、モーゼル Gew.88やマンリッカー Gew.88といったメーカー名を冠した呼び方は正確ではありません。 また、本銃はこのような経緯から「委員会小銃 (Commission Rifle)」とも呼ばれています。 尚、生産された品の殆どはドイツ帝国造兵廠製になっています。
Gew.88の特徴の1つである銃身の薄い鋼板製のバレル・ジャケットについては、銃身が直接木部に接触するのを防ぐ事で命中精度を出す事を狙ったものですが、結果的にこの隙間に水が溜まりやすく、錆の発生の原因となるという問題がありました。
【本個体の説明】
本個体はGew.88 歩兵銃としてオリジナル度が非常に高く極美品です。 鉄部分は経年によるブルー落ちが見られますが、木部は100年以上の歴史を感じられるのにも係わらず美しい品です。全体的なシリアル No.はマッチしておらず、レシーバー上部の刻印等が時代による磨り減りで見えなくなってしまっていますが、全体的に大きな欠損、破損は確認できません。しかし、銃身に数箇所小さな凹みが確認できますが決して全体的な外観を損ねる物ではございません。
フロント・バンドの金具には2CRの刻印が見られ、1682年創設、1919年に解体されたバイエルン王国第二軽騎兵連隊 (The 2nd Royal Bavarian Chevaulégers= 2. Königlich Bayerisches Chevaulegers-Regiment) で使用された事が窺えます。
Gew.88 歩兵銃はドイツ軍の小銃を系統立て集めるには必ず必要な一挺です。 専用クリーニング・ロッドが付属いたします。
ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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