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トランター ダブル・トリガー 管打式拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃、#8047T) |
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価格(税込)
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\3,520,000 |
商品番号
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【3723】 |
英 名
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Tranter Double Trigger Percussion Revolver |
種 類
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古式銃(登録証付)、登録証付古式銃買取品、ガゼット Vol. 14、東京店在庫品、Curio Magazine |
国 名
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イギリス |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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315mm |
口 径
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12mm (54 Bore) |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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限定1品 |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【トランター ダブル・トリガー 管打式拳銃について】
英国陸軍で採用された 54 Bore (.442 calibre=.44口径相当)の大型リボルバーで、銃身とフレームが一体となった頑丈で非常に見栄えのする品です。 (本個体は軍用で採用された刻印は入っていません) トランター リボルバーのダブル・トリガー・モデルは、現在のような一本の引き金を強く引いてハンマーを操作するダブル・アクション作動や、ハンマーを親指で起こしてコックした後に引き金を軽く引いてシングル・アクションで作動する、現在では当たり前のような構造が登場する前の過渡期のダブル・アクション・リボルバーです。 トリガー・ガードの下から飛び出したセカンド・トリガーと呼ばれる指かけを引く事でシリンダーが回転し、ハンマーをコックされます。 この状態で、セカンド・トリガーを引き続けたまま、本来の位置にあるトリガー(セカンド・トリガーに対して、ファースト・トリガーと呼ばれます)を引いてシングル・アクション・リボルバーの様にハンマーをリリースします。 これはウィリアム・トランター(Wiliam Tranter)が1853年1月28日に英国パテント第212号を取ったものを製品化した品でダブル・トリガー・モデルと呼ばれており、その特徴的な作動は「ヘジテート・アクション」とも呼ばれます。 その後ボーモントのダブル・アクションを機能を取り入れた品もトランターで作られましたが、それらはシングル・トリガー・モデルと呼ばれ大きく区別されています。 現在国内に入っているトランターの殆どが「シングル・トリガー・モデル」で「ダブル・トリガー・モデル」はいたって珍しく、下記の特殊なラマーを備えた品は日本唯一の品と思われます。
本品には特に珍しい歯車を用いたラマー(rammer)が付属しています。 このラマーは現在調査中ですが同じタイプが弊社の調査でも見つからない程珍しい品で、今後の研究課題となるものです。
【本個体の説明】
本品の銃身とフレームにはオリジナル・ブルーが80%以上残った非常に程度の良い品です。 作動に関しては、セカンド・トリガーを引いてからファースト・トリガーを引いてハンマーを作動させるシングル・アクション作動及び、セカンド・トリガーとファースト・トリガーを同時に引いてハンマーを作動させるセルフ・コッキング作動のいずれもしっかりと作動します。 シリンダー、トリガー・ガード、セカンド・トリガーはフレームに比べるとブルー仕上げが落ちています。 グリップ下のグリップ・エンド・キャップとラマーは元々白磨き仕上げだったと思われます。 銃身後部の一部、フレーム、トリガー・ガード、エンド・キャップに緻密な唐草模様が入っています。 銃身先端には英国製リボルバーの特徴でもある飾り彫刻が入っています。 フレーム上後方の左右にブルー仕上げが僅かに落ちて細かい朽ち込み錆痕があります。 小さな外見上の難点はありますが、全体的な程度は古式銃としては素晴らしく作動的にもとてもしっかりとしたお勧めの逸品です。 緻密なチェッカー・リングが入ったグリップも僅かな使用感があるだけで、傷のないパーフェクトなものです。
銃身左上側面後方に英国(London)プルーフ「王冠にGP」と「王冠にV」の刻印が二つが入っています。 それとは別にシリンダーの各チャンバーの間ごとに「王冠にGP」と「王冠にV」の刻印が交互に合計5ヵ所入っています。
*London Proof Marks
王冠にGPの組み合わせ文字(Definitive Proof=最終耐久テスト終了刻印、London Proof Houseで1637年から使用されています)
王冠にV文字(View Mark=目視検査終了刻印、London Proof Houseで1670年か1955年まで使用されていました)
本品の最も大きな特徴であるトランター ダブル・トリガーの左側面に「TRANTER PATENT」の刻印が入っています。 フレーム右下方にシリアル No.8047Tが入っており、その最後の「T」はTranter社製であること表しています。 (MM)(KK)
【その他の情報】
登録証が付いて可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 昭和46年4月28日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証付きです。
古式銃は約160年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、下記リンクの詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 詳しくは本HPのメニュー・バーにある「Ordering Terms (ご注文について)」の「04. 商品の返品について」をご覧ください。
古式銃の返品についてはこちら
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
ブログでの本品についての詳しい説明はこちら
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