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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3644】 |
英 名
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ERMA EMP Sub Machinegun |
種 類
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短機関銃、無可動実銃買取品 2014年 冬、ガゼット Vol. 15、東京店在庫品 |
国 名
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ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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840mm |
口 径
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9mm×23 |
装 弾
数
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10/20/32発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【エルマ EMP 短機関銃について】
第二次世界大戦前にエルマ社が開発した、左側面に箱型マガジンを備えた比較的軽量な短機関銃です。 エルマ・ベルケ社の銃器デザイナーであったハインリッヒ・フォルマー (Heinrich Vollmer) により開発され、1931年から1939年の間に約10,000挺が生産されました。 なお、EMPはエルマ・マシーネン・ピストーレ(Erma Maschinenpistole)の略です。 その中には大きく分けて三種類のバリエーションが存在しますが、基本は木製ストックを備えた戦間期 (第一次世界大戦終結から第二次世界大戦勃発まで、1919年〜1939年) のドイツ製短機関銃独特の形状をしています。
タンジェント・サイトが付いた初期型の多くはスペインの内戦で使用され、その後フランコ・スペイン軍で制式となりました。 エルマ EMP 短機関銃は、スペインのラ・コルナ (La Coruña) 造兵廠でも生産され、スペイン軍内ではM41/44 短機関銃として使用されました。 また、スペインの他にも戦前の中国、ユーゴスラビア、メキシコにも輸出されました。 本品はそのスペイン軍 M41/44 短機関銃のモデルとなった初期型です。 大戦中は武装親衛隊でも使用されました。
【本個体の説明】
本品はドイツ製ですが第三国に輸出されたもので、その国の小さなプルーフ刻印 (王冠にアルファベット) がレシーバーとマガジン・ハウジングに入っています。 リア・サイトの左下に薄い手彫りで何語か分からない文字 (アルファベット筆記体) で入っています。 本品の木製銃床は、下部にMP40と同じような分解ノブが無いモデルで、初期型の中でも後期生産型と言われています。 また、ストックの材質もスペイン製とは異なりドイツ製独特のものです。 レシーバー後部、マガジン・ハウジング後方、ボルトの三箇所のシリアルNo.が全てマッチしたオリジナル度の高い品です。
金属部は使用と経年により一部に表面錆、全体的に細かな線傷が散見され、排莢口付近には擦れと僅かな朽ち込みが見られますが、大部分にオリジナルの仕上げが残っており、マガジン・ハウジングやスリングスイベル、フロントサイト等変形しやすい箇所にもダメージは見られず、経年を考慮すると大変良い状態を保っています。 また、ストックとレシーバーの取り付けも経年の為少々ガタツキが感じられるものの、問題なくしっかりとしていてマガジンの脱着やリアサイトの稼動もスムーズです。 マガジン・ハウジング後方には9mm Longを表す「CAL. 9. L.」の刻印が入っています。 木部も全体的に経年と使用による細かな傷が散見され、グリップの一部には小さな欠けが見られますが、目立つ大きなダメージは無く材質と仕上げは良い状態を保っており、角度によって見られる杢目と相まって美しい見た目となっております。
付属のマガジンは非常に珍しい9mm Long (9mm×23)用の20連タイプで、目立つダメージの見られず、本体同様比較的程度の良いものです。
ドイツ製のエルマ EMP 短機関銃の現存数は少なく、特に国内に輸入された品は少数ですので非常に希少価値がある品です。
ボルトを開いた状態で固定した旧加工品です。(MW)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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