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ランタカ砲 (指火式点火法、銃砲刀剣類登録証不要品) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3338】 |
英 名
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Lantaka Ships-deck Swivel Cannon |
種 類
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無可動実銃買取品 2014年 春 、ガゼット Vol.12 |
国 名
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マラッカ / ポルトガル |
時 代
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第一次大戦前(〜1914) |
全 長
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1,137mm |
口 径
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約24mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ランタカ砲について】
ランタカ砲と呼ばれる指火式点火法の旧式大砲で、ポルトガルが現在のインドネシアやマレーシア方面に伝えた「船(艦)載砲」です。 砲身のほぼ中央部に支柱(ピントル)があるのが特徴です。 船のガンネル(船の縁部分)の穴にこのピントルの突起を差し込んで固定する形式ですので、台座(砲座)は当初よりありません。 ピントルを中心に砲身を左右に回転でき、さらに仰角の上下も簡単に合わせられるので、あらゆる方向に発射することが可能でした。 初弾発射後に砲身を180度回転させて次弾を装弾が出来るため 射手は移動しなくて済むという利点もありました。 17世紀頃の青銅製大砲の形式をそのまま継承しており、東南アジアに伝わってからは砲口部分が八弁の花びら状となり、砲身に鋸歯文(きょしもん)を組み合わせた文様を施すなど、アジアン・テイストな装飾が施されています。 大きさは小さいもので約1m(有効射程約100m)、大きい品でも約1.6m(有効射程約2-300m)と前装式大砲としては小型の軽砲です。
昔から長さ約900キロメートルの狭いマラッカ海峡は海賊が最も多い地域でした。 現在でも国際海事局(IMB)の主導により、 インドネシア、マレーシア、シンガポールが協力して海賊を監視している地域です。 ヨーロッパの植民地期頃からこのマラッカ海峡を始め、海賊が多い地域を航行する船には小型の大砲を備えて海賊対策をしていました。 その当時にこの地方(現在のインドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリッピン、インドなどの地域)で艦(船)載砲が製造されました。 製造された地域(その当時は現在のような独立国ではありませんでした)と時代によって装飾などに差異がありました。
本銃は小型で射程の短い大砲ですが襲ってくる海賊に対しての防衛用としては十分な威力と言われています。
【本個体の説明】
青銅製の非常に重たい品で、全長が約110cmですが、太さ(重量)がありとランタカ砲ではやや大型のサイズです。 後世に作られたディスプレイ用鉄製台座が付属します。 砲身形状は、砲口部から支柱部付近までの約520mmは円筒形(最小径58mm、最大系74mm)で、支柱部付近から砲尾までの約415mmは八角柱(最小径74mm、最大径79mm)となっており、各種装飾と併せ、凝った形状となっています。 砲身の太さに比べて口径が小さいのは青銅の鋳造技術が低かったかなり古い時代に作られた品であることが伺われます。 本体中心部分上部にドルフィンのような形をした装飾を兼ねたと取っ手が二ヶ所付いています。 砲身内の加工はされていませんが、火口が埋められています。 ピントルによって仰角が上下に動きます。 台座に搭載させますと、左右に回転できます。 それ以外の可動部分は元々ありません。 全体的にパティーナと呼ばれる銅独特時代色(銅錆)が見られますが、それが反対に歴史を感じさせるものとなっています。 特に欠損部分は無く、経年使用による装飾部分の摩耗はありますが、これも歴史を考えると全く問題のない許容範囲です。 東京店在庫品。
【その他の情報】
ランタカ砲は銃刀法上「指火式点火法」と呼ばれる「手で火種をそのまま火口に付けて点火する原始的な銃砲」には銃砲刀剣類登録証は不要です。
文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい
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