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スイス マキシム MG11 重機関銃 (#8940)* |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【3058】 |
英 名
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Swiss Maxim MG11 Heavy Machinegun |
種 類
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重機関銃、一品物、動画有り、無可動実銃新入荷品 2013年12月、圧着ハガキ 2017年5月、ガゼット Vol. 17、東京店在庫品 |
国 名
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スイス / 帝政ドイツ |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,100mm |
口 径
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7,5mm×55,5 |
装 弾
数
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ベルト給弾 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【スイス マキシム MG11 重機関銃 について】
1911年にスイス軍制式となった、スイス独自の7,5mm×55 GP11弾を使用するマキシム型の水冷重機関銃です。
マキシム型機関銃は世界で最初の実用化された全自動式機関銃であり、現代の機関銃と比較すれば重く、特に水冷のため常に水の供給が欠かせない等といった欠点は存在しましたが、第一次世界大戦時には戦術を変えるほど画期的で強力な兵器となり、複数の国で採用されました。
スイスでは当初ドイツのDWM社から167挺のマキシム重機関銃を調達していましたが、第一次世界大戦によって供給が途絶えた為、1915年からはスイスのベルン造兵廠で製造が開始されました。 本銃は三脚に搭載して歩兵が使用した他、車載機関銃や航空機関銃としても使用されました。 また、光学照準器及びボール・マウントを装備して要塞への配備も行われました。 MG11は1934年から1935年にかけて布製アモ・ベルトに代わり金属製アモ・ベルトが使用できるよう改良された他、銃口部にフラッシュ・サプレッサーが追加されました。 また、改良型ではトリガー・システムが改良され、片手でのトリガー操作が可能となりました。 MG11は1946年まで生産が続けられ、合計10,269挺が生産されたと言われています。 1950年代初頭からMG51機関銃による更新が始まりましたが、1980年代に退役するまで一部で使用が続けられました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品は1915年以降に製造された品で、本体左側面のスプリング・カバーにはベルン造兵廠を示す刻印及びスイスの十字が銃本体左側面に入っています。 機関部のシリアルNo.は8940で、レシーバー・カバー、フィード・ブロック、レシーバー・エンド、コッキング・ハンドル、レシーバー・カバー開閉ラッチ、トリガー、水冷ジャケットでシリアルNo.がマッチしています。 尚、ロック部分 (ボルト相当部) のシリアルNo.は5622Aとなっています。
本品はスイス製だけあって全体にブルー仕上げが美しい丁寧な作りになっており、状態的にも非常に良好な逸品です。 金属部はスプリング・カバーにやや擦れが見られるものの、それ以外は傷等も比較的少なく、総じてコンディションは良好です。 水冷ジャケットについても目立った凹みや穴等は見受けられません。 木製スペード・グリップ部についても、やや打ち傷は見受けられるものの、目立った割れ等は見られず、滑り止めのチェッカリングも大部分に残っています。 左右グリップ上部のオイラー・ブラシについても揃っています。 欠品し易い水冷ジャケットのプラグやチェーンについても完全に残っています。 レシーバー・カバーの開閉やリア・サイトの起倒・調整については問題なく行う事が可能です。
銃本体後部左側面にスコープ・マウントが設けられており、専用のドイツ カール・ツァイス・イエナ製2×12°光学照準器も付属しています。 照準器のシリアルNo.は1599で、マウント部に7677、マウント側面のプレートに7332の番号がそれぞれ入っています。 スコープの外装は若干の表面錆が見られる他、ゴム製アイ・ピースが欠損しているものの、それ以外には目立った欠品などは見受けられず、概ね良好な状態が保たれています。 照準器内の視野はやや曇り及び若干の塵が見られるものの、目立った破損等は見られず、レティクルのエレベーション・ダイヤルの調整やダイヤル・ロックの操作についても問題なく行う事が可能です。 照準器の本体への着脱についてもスムーズに行う事が可能です。
付属の三脚のシリアルNo.は6229で、各部に7070及び7690の番号がステンシルで入っています。 三脚の機能的には問題なく、各部の調整についてもスムーズに行う事が可能です。 また、OD色の塗装についても一部剥落は見られるものの、大部分に残っています。 銃本体取り付け部の下部に設けられている、予備ロック収納ケースの革製留め具については現状しなやかさを保っています (予備ロックは付属致しません)。 三脚の革製ストラップのうち1本が断裂しておりますが、断裂した部品は付属します。 その他、大きな金属製のケースに収められた工具と、重厚なブランク・ファイアリング・アダプターが付属致します。
日本国内唯一のスイス製マキシム機関銃で、お値段以上の価値がある逸品です。 トリガーテンションのある、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。(YS)(KK)
動画はこちら
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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