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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【2378】 |
英 名
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Chinese Type Xinsi Short Rifle |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃新入荷品 2011年10月 |
国 名
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中華人民共和国 / 日本 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,084mm |
口 径
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6.5mm x 50 |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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中国軍(国民政府軍)が製造した三八式の短小銃です。 三八式歩兵銃より短く、三八式騎兵銃よりも長い短小銃と呼ばれる長さの銃です。 表尺(リア・サイト)も2,000mまでの歩兵銃と騎兵銃の中間的なものです。 フロント・バンドがシャム・モーゼルのような、三十年式銃剣とは明らかに違う形状の着剣装置が付いた、三八式系とは異なる作りになっています。 またフロント・バンド下方にはスリングを留める鉤がGew.98のように出ています。 薬室の上に漢字縦書きで「辛巳式」とあります。 この書体は旧軍の三八式とかの書体に近い、他の中国製小銃の刻印とは違う深く刻まれたしっかりとしたものです。 米国のサイトではType Xinsi と呼ばれ、それによると、本銃は1941年型で、モーゼル M1907 小銃のストック、着剣装置、フロント・バンドを使用した有坂アクションの小銃と説明があります。 日中戦争の最中、1941年(昭和16年)に三八式の機関部を中国が独自で製造したかと考えるとはなはだ疑問です。 しかし辛巳は中国の年号で1941年なので謎です。 またドイツ製のモーゼルのアクションが載っていたストックに三八式の機関部が載るような互換性はないので、着剣装置がモーゼル系でストックの材質が旧軍の品とは違うウォルナットなので、その様な説明になった可能性があります。 旧軍の小銃にしか見られない、二つの木を繋いだバット・ストックの構造になっています。 遊底覆の溝まであり(実際に遊底覆が付いた形跡があります)、そのクオリティは中国製とすればしっかりとしており、ストックの材質も悪くありません。 しかしながら、中国から出た品はその保存状態の悪さから他の品と比べ多くの問題点がありますので、現物をご確認の上ご注文して頂きたい品です。 ストックの機関部両側面に長いヒビ割れがあります。 鉄部全体に錆が出てオリジナルのブルーは殆ど残っていません。 銃身と機関部のシリアル No.はマッチしており、機関部のシリアルの後ろにメーカー刻印らしいものがあります。
モーゼル・ライフルの中国製は時々見かけますが、旧軍小銃のコピー品は珍しく、その意味では希少価値があります。 「辛巳式」の刻印、それから考えられる年代、銃のクオリティなど、もし旧日本軍のコントロールの下に生産された品としたら納得できます。 中国製の中古キャンバス・スリングが付属しています。 (程度は悪く糸切れあり)
ボルトの先端と下部を切除した新加工品です。 引き金はテンション溶接固定されています。 東京店在庫品
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