株式会社 シカゴレジメンタルス イメージ お電話でのお問い合せは東京:03-3802-8707 /大阪:06-6306-3785
SPECIALIZING IN MILITARY                    ANTIQUE

                           
ホーム
商品検索
商品検索ヘルプ
アクセサリー
参考書籍
店舗紹介
スタッフ紹介
ニュース
フリーニュースレター
ご注文について
お問い合せ
よくあるご質問
弊社掲載記事、広告
個人情報保護方針
会社概要
ギャラリー
採用情報
リンク
サイトマップ
カタログ
ガゼットしおり
ブログでの紹介品
ブログでの紹介品
初めての方はこちら

「売約済」「商談中」
「SOLDOUT」
等の表記について、詳しくは こちらをご覧下さい。

「デッド・ストック」
「未使用新品」
等の記載についての説明は、こちらをご覧下さい。

銃の価格リストの一覧はこちらをご覧下さい。

M1D ガーランド 狙撃銃  
一覧へ戻る
関連商品情報
現在この商品に関連するアクセサリーはございません。
現在この商品に関連する書籍・ビデオはございません。
予約はこちら
  ▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。
  Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved.
価格(税込)
 \1,100,000
商品番号
 【2226】
英  名
 M1D Sniper Rifle
種  類
 自動小銃、狙撃銃、無可動実銃買取品 2019年 冬、東京店在庫品
国  名
 アメリカ合衆国
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜)
全  長
 1,103mm
口  径
 .30-06in
装 弾 数
 8発
在 庫 数
 限定1品
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【M1D ガーランド 狙撃銃 について】
M1ガーランド ライフルにM81/M82スコープを取り付けたスナイパー・モデルです。 ベースとなったM1ライフルは1936年にアメリカ軍に採用された自動小銃で、開発者ジョン・ガーランドの名前を取ってガーランド ライフルと呼ばれました。 M1ライフルの生産は1937年より始まりましたが、量産体制が整ったのは1940年頃からでした。 しかしながら、1945年の大戦終了までに400万挺以上作られ、その後朝鮮戦争で生産を再開し更に200万挺作られました。 特殊な装弾子 (クリップ) を使用するため弾の補充が難しいなどの欠点を指摘されますが、他国が主にボルトアクション式小銃を使用していた時代には画期的な自動小銃でした。
M1C狙撃銃はM1ガーランド小銃のレシーバー左側面に直接スコープ・マウントをネジ止めにより固定しており、装着されるスコープはM81/82と呼ばれるその後のM1DのM84スコープとは異なるタイプが使用されました。 M1C狙撃銃は第二次世界大戦中にSpringfield造兵廠だけで7,971挺製造されましたが、終戦までに実戦部隊へ配備されなかった為、大戦中には戦場における試験 (Battle Test) を行う事ができませんでした。 その後勃発した朝鮮戦争ではM1Cは米陸軍の標準狙撃銃として配備され、朝鮮戦争中に追加で4,796挺が生産され、実戦使用により最大有効射程が600ヤード (約550m) で、450ヤード (約400m) から600ヤード (約550m) の距離でもある程度信頼できる性能がある事が証明されました。 しかしながら、2,5倍のスコープでは600ヤード (550m) の最大有効射程を得るには、マッチ・ターゲット弾を使用しなければ難しかったと言われています。 1950年代には、M1Cの後継狙撃銃としてM1Dが開発され、M1Cが抱えていたスコープ・マウントの取り付け方法に関する問題が解決されました。 M1DはM1Cに比べ生産数が多く、21,380挺生産されたと記録されています。 M1C狙撃銃は1960年中頃のベトナム戦争勃発時まで制式狙撃銃として使用されました。 また、米国海兵隊ではM1Cに独自のStith-Kollmorgen社製の4倍スコープであるModel 4XD-USMCスコープを標準装備し、1951年に制式採用しました。 この海兵隊モデルは、USMC 1952狙撃銃もしくはMC52狙撃銃としても知られています。 このMC52狙撃銃は朝鮮戦争 (1951-53年) では極限られた挺数が使用されただけでしたが、ベトナム戦争の初期まで米海兵隊の装備として残されました。 M1CとM1Dはベトナム戦争でその任務を終え、海兵隊ではレミントンM40を採用し、その後陸軍もM14の狙撃銃モデルであるM21狙撃銃を採用しました。 (KK)

【本個体の説明】
本品はスプリングフィールド造兵廠製で、レシーバー後端上面にはシリアルNo.の他、「U.S. RIFLE CAL. .30 M1」のモデル名刻印及び「SPRINGFIELD ARMORY」のメーカー刻印が入っています。 本品はシリアルNo.から1945年5月に製造された個体である事が窺えます。 トリガー・ガードは後端のフックに切削加工が施されたプレス製で本体の生産時期とマッチしており、トリガー・ハウジングについてはスプリングフィールド製ですが、ドローイング・ナンバーからレシーバーよりも生産時期の古いものが取り付けられています。 ボルトもスプリングフィールド製で、レシーバーと生産時期がマッチしています。 その他ガス・シリンダーはワイド・ベースでリア・バレル・リングの頂上に削りのあるタイプ、ガス・シリンダー・ロックは頂上にふくらみのある戦後型、ガス・シリンダー・ロック・スクリューは溝が十字のタイプとなっています。 リア・サイトについては、エレベーション・ノブは戦後型、ウィンデージ・ノブはサブコントラクターのDruge Brothers Manufacturing社で戦後製造されたタイプです。 木製ストックは左側面に「RA-P」の刻印が見られ、本品がアメリカのRaritan造兵廠でオーバーホールが行われた事が判ります。 その他、銃把前面に米軍の「P」のプルーフ刻印が入っています。
本品は全体に適度な使用感が付いており、金属部はやや小傷や擦れ、経年による褪色は見受けられるものの、オリジナルのパーカー仕上げも大部分に残った比較的良好な状態が保たれています。 銃床についてもやや打ち傷や線傷が見受けられるものの、大きな割れや欠け等は見受けられず、こちらも概ねしっかりとした状態が保たれています。 傷み易いバット・プレートについては、全体に仕上げが落ちて金属の地肌が表れており、やや打ち傷や表面錆が見られるものの、大きな変形等は見受けられず、銃床への取り付けについてもガタつきは見受けられません。 ストック内コンパートメントの蓋の開閉については問題なく行う事が可能です。 フロント・ハンドガードに僅かなガタつきが見られますが、十分許容レベルです。 リア・サイトのエレベーションやウィンデージ調整やセーフティ・レバーの切り替えについても問題なく、セーフティ・レバーは安全位置でトリガーがロックされます。 スコープは純正のM84で、本体右側面の銘板には「TELESCOPE M84」のモデル名及びシリアルNo.が入っています。 スコープは外見的に極小の擦れはありますが視界もクリアーでポスト・タイプのレティクルもはっきりと確認出来ます。 ウィンデージ・ノブのカバーに軽いヘコミが見られ、ロック部の爪が欠損していますが、それ以外には大きな欠損等も見受けられず、銃本体のマウントへの着脱も問題なく行う事が可能です。 革製のチーク・パッドは元々銃床に取り付けられていたもので、真鍮製金具に一部緑青が生じているものの、銃床に非常に良く馴染んでいます。 革部分にやや傷や擦れは見られるものの、大きな経年による劣化も見受けられず、パッド部の適度なクッション性も保たれています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (YS)(KK)

【その他の情報】

無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

詳細画像(Detailed Photos)はこちら

一覧へ戻る   このページのトップへ
E-mail:chicago@regimentals.jp
Copyright (c) Chicago Regimentals Co.,Ltd.All Right Reserved.