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ユーゴスラビア M57 無反動砲 (前期型、#10520) |
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価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【2024】 |
英 名
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Yugoslav M57 Recoilless Launcher, Early Production |
種 類
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単発、グレネード/ロケット・ランチャー、無可動実銃買取品2010年春 |
国 名
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ユーゴスラビア |
時 代
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第二次大戦後(1945〜) |
全 長
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1,092mm |
口 径
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44mm |
装 弾
数
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単発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【ユーゴスラビア M57 無反動砲 (前期型) について】
RB M-57とも呼ばれる、1950年代半ばにユーゴスラビアで開発された携帯式対戦車兵器で、1.73インチ (44mm) 口径の再利用可能な肩撃ち無反動砲です。 M57は第二次世界大戦後にドイツで開発されたパンツァーファウスト44を参考に開発されました。 長さ37.8インチ(960mm)、重量18.08ポンド(8.2kg)、これはヘリコプターや装甲兵員輸送車にも配備可能な程の大きさです。 二脚と簡易的な照準器はランチャーに標準装備されていますが、必要に応じて光学器を取り付けて使用されることもあった様です。 通常、M57は砲手と装填手から成る2人組のクルーによって運用されますが、必要に応じて1人での運用も可能です。 最大射程218.7ヤード(200m)の距離から3.54インチ(90mm) の翼安定式HEAT弾を使用します。 弾頭が砲口よりも大きい為、装填は砲口部分から行います。 M57無反動砲の発射方式はRPG-2やバズーカとは全く異なる「デイビス式無反動砲」と呼ばれるタイプの無反動砲で、砲弾の発射と同時に、砲身の後方からカウンター・ウェイトと呼ばれる錘に相当する金属粉を噴射する事で発射時の反動を相殺します。 砲弾を装填する際は最初に「発射薬とカウンターウェイトの充填された筒」を砲口に差し込んでから弾頭を装着します。 発射時には、カウンターウェイトの金属粉が射手の後方20mにわたって円錐状に射出されます。 口径もRPG2が40mmに対してM57は44mmの為、砲弾の互換性もありません。
M57には製造時期によって複数のバリエーションが存在します。 前期型と後期型の最も大きな違いは、スリング・スイベルやショルダー・レスト(肩当て)の取り付け方法で、前期型ではスリング・スイベルやショルダー・レストが本体に直接溶接固定されています。 しかしながら、当時のユーゴスラビアでは溶接技術が未熟だったため、無反動砲の発射時に溶接箇所から砲身が破裂するという事故が発生しました。 この問題を解決する為、後期型のM57ではスリング・スイベル等を金属製リングで固定した上で、取り付け箇所の砲身を肉厚にするといった改良が行われたようです。 M57無反動砲は1970年代に生産が終了するまで小改良を続けながら約48,000挺が製造され、1990年代に入ってからもユーゴ内戦等で使用されました。 (KK)
【本個体の説明】
本個体は砲身上面にシリアルNo.10520が見られ、照準器付近に「38M」と工廠マークのような刻印が見られます。 本体には全体的に小傷や擦れ、表面錆が見られますがブルー仕上げも残っております。 スリング・スイベルおよびショルダー・レストが溶接で固定された前期型です。 全体的に大きな破損もなくしっかりとした状態です。 照準器の起倒、二脚の収納/展開は問題なく作動し、トリガーの前にある回転式の安全装置をかけると引金がロックされます。 ベークライト製のグリップは小傷や擦れが見られますが、大きな割れや欠けは見られません。 全体的に重厚な作りとなっており、迫力のある一品で、希少価値から考えてもお値打ち価格となっております。 トリガー・テンションがあり、スリットが溶接で埋められている加工です。
東京店在庫品(TK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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