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ZB26 軽機関銃 (#1013)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【1915】
英  名
 ZB26 Light Machinegun
種  類
 軽機関銃、無可動実銃買取品 2020年 秋
国  名
 チェコスロバキア / ドイツ
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦
全  長
 1,165mm
口  径
 7,92mm×57
装 弾 数
 20発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【ZB26 軽機関銃 について】
1926年にチェコスロバキア陸軍が制式採用した軽機関銃です。
作動方式はロング・ストロークのガス圧利用式で、ティルト・ボルト式の閉鎖機構を備えており、オープン・ボルト位置から射撃を行いました。 給弾は本体上部に取り付ける20連マガジンにより行われ、発射済み薬莢は本体下部へと排出されます。 射撃はセミ/フル・オートマチック射撃の切り替えが可能で、グリップ左側面のセレクター・レバーによりの切り替えを行います。 ZBシリーズは、その優秀性からルーマニアやリトアニア、ユーゴスラビアでも使用された他、イギリスのブレン軽機関銃もZBシリーズを基に開発されました。
ナチスドイツによるチェコ占領後は、MG34汎用機関銃の不足から、ドイツ陸軍でも1930年代末から1940年にかけてZB26軽機関銃がMG26(t)の名称で多数使用されました。 ZB26やZB30軽機関銃は中華民国にも大量に輸出が行われて日中戦争で使用され、高威力と低い故障率から「チェコ機銃」や「ブルーノ機銃」の俗称で日本軍から恐れられていました。
ZB26は各国で使用され、その後の軽機関銃開発にも影響を与えた点で、軽機関銃としては最も成功した銃と言えるでしょう。 (KK Updated)

【本個体の説明】
本品は1927年にチェコ軍用として生産された品ですが、大きなライオンの国章ではなくレシーバー後端上部に「E」と極小のライオン、製造年を示す「27」の数字を組み合わせた刻印が小さく入っています。 本品はドイツ軍占領下で使用された品で、リア・サイトの調整ダイアルとマガジンにドイツ軍の検査刻印 (ヴァッフェンアムト) があります。 尚、MG26(t)刻印やドイツのメーカー・コードは入っていません。 レシーバー左側面にはチェコスロバキア ブルーノ造兵廠のメーカー刻印が入っています。 また、レシーバー右側面には「LEHKÝ KULOMET ZB VZ.26」のモデル名刻印が入っています。 レシーバー上面にはシリアルNo.1013が入っており、これはバット・ストック左側面のシリアルNo.とマッチしています。 その他、銃身交換用ハンドルにケガキにより3162のシリアルNo.が書かれており、銃身のシリアルNo.はA14?0となっています。
本品のレシーバーや銃身といった金属部は、若干の小傷や擦れは見られるものの、全体にオリジナルのブルー仕上げが比較的良好に残った美しい状態が保たれています。 木製のグリップやバット・ストックについても、若干の打ち傷を除いて大きな破損や欠損等は見られず、オリジナルの仕上げも大部分に残っています。 バット・プレート部についても、やや小傷や擦れ、若干の表面錆は見られるものの、目立った変形等は見られません。 排莢孔後方のケース・ディフレクターについても、目立った経年劣化等は見受けられず、適度な弾力が保たれています。 リア・サイトの調整やマガジン挿入孔及び排莢孔カバーの開閉、二脚やショルダー・レストの展開操作については問題なく行う事が可能です。 二脚の伸縮についてはやや遊びが見られますが、捻じ込みによるロックはしっかりと掛かります。 セレクター・レバーの切り替えについても問題なく行う事が可能ですが、トリガーとの連動はありません。 付属のマガジンは背面にはケガキにより182-Hと書かれている他、非常に薄くなっていますがアムト刻印が確認出来ます。 マガジンは若干の小傷や擦れ、僅かな表面錆痕は見られるものの、目立った変形等は見られず、オリジナルのブルー仕上げも概ね良好に残っています。 マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 大阪店在庫品 (KK)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像 (Detailed Photos) を十分ご確認いただいた上でご注文ください。

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