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モシンナガン M1891 歩兵銃 (New England Westinghouse製、#710012) |
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▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
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SOLD OUT |
商品番号
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【1775】 |
英 名
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Mosin Nagant M1891 Infantry Rifle (New England Westinghouse) |
種 類
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ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2018年 秋、ガゼット Vol.19 |
国 名
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ロシア&ソ連 / アメリカ合衆国 |
時 代
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第一次大戦〜第二次大戦 |
全 長
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1,303mm |
口 径
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7,62mm×54R |
装 弾
数
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5発 |
在 庫
数
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SOLD OUT |
画像について
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画像は現物です。 |
コメント
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【モシンナガン M1891/30 歩兵銃 (New England Westinghouse製) について】
帝政ロシアのセルゲイ・イワノビッチ・モシン大佐とベルギーのナガン兄弟が設計したボルト・アクション・ライフルです。 1891年にロシア帝国の制式小銃M1891として採用された後、様々な改良を受けながら第二次世界大戦まで使用され続けた大変息の長い小銃でした。 このためバリエーションが多く、またライセンス生産や鹵獲されて本国以外でも数多く使用された銃でもあります。 刻印はいくつかのバリエーションがあります。 (モシンナガンの刻印は下記のサイトが参考になります)。
“Russian and Soviet Mosin Nagant Marks”
本品は第一次世界大戦中の1915年に米国のニュー・イングランド・ウェスティングハウス (New England Westinghouse) 社で製造された品です。 当時の帝政ロシアは小火器の生産能力が低く、大戦によって小銃不足が深刻化した事から米国へ発注が行われ、150万挺のM1891小銃及び1億発の7,62mm×54R弾がレミントンUMC社に発注された他、ウェスティングハウス社にも180万挺のM1891小銃の発注が行われました。 1915年から1917年にかけてレミントン社で840,310挺、ウェスティングハウス社で770,000挺のM1891が製造され、その内レミントン社製造分の131,400挺及びウェスティングハウス社製造分の225,260挺が1917年1月までにロシアに到着しました。 1917年にロシア革命が起こると、ロシア政府は資金難から米国への小銃の発注契約を破棄し、小銃の品質に問題があるとして代金の支払いを拒否しました。 その結果、米国の両メーカーは経済的な損失を被る事となりました。 米国政府は両メーカーを救済するためにウェスティングハウスの在庫していたM1891に加えて20万挺の発注を行った他、レミントンの在庫していた78,950挺の代金未払いのM1891についても買い上げを行い、さらに60万挺の追加発注を行いました。 米国政府は買い上げたM1891を主に訓練用として州兵や民兵組織等に支給した他、一部は「Russian Three-line Rifle, Caliber 7.62 mm. (.3 inch)」としてフレーミング・ボム刻印やアメリカン・イーグル刻印が打刻されて陸軍でも使用されました。 1918年に第一次世界大戦が終結した後、米国政府は77,000挺のM1891小銃を新たに建国されたチェコスロバキアに譲渡し、一部はチェコ軍団によって使用されました。 尚、ウェスティングハウス社では1915年から1918年にかけてM1891の製造が行われましたが、同社製のM1891の薬室上には全て1915の刻印が入っています。
【本個体の説明】
本品の薬室上面にはシリアルNo.の他、「NEW ENGLAND WESTINGHOUSE COMPANY 1915Г」の刻印が入っています。 また、帝政ロシアの双頭の鷲国章刻印も見られる事から、本品が帝政ロシア輸出用として製造された事も伺えます。 第一次世界大戦中に生産された品にも拘わらず、当時中立だった米国製の本品は仕上げも良くクオリティの高い品となっています。 シリアルNo.は機関部とボルトでマッチしています。 本品の機関部や銃身などの金属部はやや小傷や擦れ、若干の表面錆は見受けられるものの、大きな欠損や朽ち込み等は見受けられず、大部分にブルー仕上げの残った比較的良好な状態が保たれています。 ボルト部分についてもやや細かな打ち傷や若干の表面錆が見受けられるものの、大きな朽ち込み等は見受けられず、白磨きの仕上げも比較的良好に残っています。 木部についても、若干の打ち傷や擦れが見受けられるものの、大きな欠損等は見られず、製造された年代を考慮すると非常に良好な状態が保たれています。 機関部後方付近右側の木部にやや目立つ打ち傷が見受けられる他、アッパー・ハンドガード上面に長さ11cm程度のヘアライン・クラックが見受けられますが、いずれも強度的には影響のないレベルのものです。 傷みやすいバット・プレート部についてもやや打ち傷や表面錆は見受けられるものの、大きな変形等は見受けられません。 尚、バット・プレート上面のシリアルNo.は薄くなっており、確認は出来なくなっております。 バット・プレートは銃床との取り付け部周辺の木部にやや痩せは見られるものの、取り付け自体はガタつきもなくしっかりとしています。 本品は全体的に大きな傷なども殆ど見受けられず、100年以上前に製造されたとは思えない良好なコンディションで、米国New England Weatinghouse社製である点も合わせて希少価値の高い品です。 全体のコンディションは弊社に過去入荷したモシン・ナガン M1891 歩兵銃の中で最も程度の良い品と言っても過言ではないでしょうか。 リア・サイトの起倒・調整は問題なく行う事が可能です。 クリーニング・ロッドが付属致します。
トリガーテンションのある、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
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