|
|
|
|
|
|
|
▲クリックで拡大画像をご覧いただけます。 Copyright© Chicago Regimentals Co. , Ltd. All Rights Reserved. |
価格(税込)
|
SOLD OUT |
商品番号
|
【1385】 |
英 名
|
Kommando LDP Sub Machinegun |
種 類
|
短機関銃、無可動実銃買取品 2018年 秋 |
国 名
|
南アフリカ / ローデシア(現ジンバブエ) |
時 代
|
第二次大戦後(1945〜) |
全 長
|
610mm(408mm) |
口 径
|
9mm×19 |
装 弾
数
|
25発 |
在 庫
数
|
SOLD OUT |
画像について
|
画像は現物とは異なります。 |
コメント
|
【コマンド LDP 短機関銃 について】
元々1960年代半ばにローデシア(現在のジンバブエ)で開発された短機関銃です。 当時ローデシアでは、強硬なアパルトヘイト(人種隔離)政策を進める白人政権と黒人ゲリラ勢力の間での紛争が苛烈を極めていました。 このような状況下で、白人の農場主など富裕層の自衛用として、チェコスロバキアのVz.25やイスラエルのUZIをベースに開発されたのがLDP短機関銃でした。 ベースとなったVz.25やUZIと同様、樹脂製グリップ・フレームや独特なグリップ・セフティ等、安全性とコストダウンを意識した設計が盛り込まれています。 また、UZIを参考にして開発されたという事もあり、LDP短機関銃はUZIやミニUZIとマガジンを共用する事も可能でした。 尚、モデル名の”LDP”とは、製造メーカーの「ラコステ・エンジニアリング社」の頭文字Lと、設計者である「デュプレシス」氏のD、そしてラコステ社の経営者「ポンター」氏のPを組み合わせた物と言われています。 しかしながら、当時LDP短機関銃を使用していた人々の多くは、LDPを「Land's Defense Pistol (国土防衛拳銃)」の略だと捉えていたようです。 当時のローデシアでは民間人であっても護身用として短機関銃を簡単に入手する事ができました。
その後、1970年代の終わりから80年代にかけてローデシアのアパルトヘイト体制が崩壊するのに前後して、ラコステ社は南アフリカ共和国に拠点を移し、「コマンド・アームズ マニュファクチャリング社」としてLDPの生産を再開しました。 この南アフリカで再生産されたLDPは「KOMMANDO(コマンド)」と呼ばれ、民間人の護身用や軍・警察用として販売されました。 この南アフリカで製造されたコマンドLDPの本体にはコマンド社の名前が入ったメタル・ステッカーが貼られています。 尚、ローデシア製のLDP短機関銃はトリガーを引く長さによってセミ/フル・オートマチック射撃の切り替えが可能でしたが、南アフリカで製造されたコマンドLDPの大部分はセミ・オートマチック仕様として製造されました。 LDPのトリガー上部に設けられたレバーは、セレクターではなくセーフティとして機能します。 尚、本来セミ・オートマチック・オンリーとして製造されたはずの南アフリカ製 コマンドLDPですが、構造上の欠陥からセミオート射撃時にもバーストやフル・オートマチック射撃になってしまう事があったようです。 また、簡単な改造でフルオート射撃が可能となったため、違法に輸出・改造されたものが犯罪者などによって使用される事例もあったと言われています。 コマンドLDPは南アフリカ地域におけるVz.25やUZIの独自の派生型という点では、貴重なバリエーションの一つと言えます。 (KK)
【本個体の説明】
本品は南アフリカに製造拠点を移した後のコマンド・アームズ社による生産品で、セミ・オートマチック仕様のモデルです。 レシーバー左側面前部にシリアルNo.が打刻されており、レシーバー・エンド・キャップのシリアルNo.とマッチしています。
金属部は全体にやや使用感が見受けられ、金属部にはやや小傷や擦れが見受けられますが、大きな破損や欠損は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 黒色の樹脂製ロア・フレーム部についても、やや打ち傷は見られるものの、比較的良好な状態が保たれています。
本品はマガジン・ハウジング内部の一部に欠けが見受けられ、マガジン・キャッチ・ボタンのテンションがかからなくなっています。 (マガジンを本体に挿入した状態でマガジン・キャッチ・ボタンの上部を押し込む事により、マガジンが容易には脱落し難くなります)。 バレル・ナットとフロント・サイトの間の赤色ゴム製の緩衝材にやや経年劣化が見受けられますが、現状では完全に崩壊してしまう程のレベルではありません。 また、詳細画像ではハンドガード部側面の社名入りメタル・ステッカーが両面共に写っておりますが、現物では左側面のメタル・ステッカーが欠品しています。
ストックの展開操作やグリップ・セーフティの作動については問題ありません。 セーフティ・レバーを切り替える事によりトリガーの後退量が変化します。 付属のマガジンは全体にやや擦れが見受けられるものの、大きな変形や凹み等は見受けられません。 マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションのある、ボルトが完全に閉じた状態で固定された旧加工品です。 東京店在庫品 (KK)
【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、下記の詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい。
詳細画像(Detailed Photos)はこちら
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |