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モシンナガン M1944 騎兵銃 (#AB479)  
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価格(税込)
 SOLD OUT
商品番号
 【1106】
英  名
 Mosin Nagant M1944 Carbine
種  類
 ボルト・アクション、無可動実銃買取品 2017年 春
国  名
 ロシア&ソ連 / ルーマニア
時  代
 第一次大戦〜第二次大戦、第二次大戦後(1945〜)
全  長
 1,016mm
口  径
 7,62mm×54R 
装 弾 数
 5発
在 庫 数
 SOLD OUT
画像について
 画像は現物です。
コメント
 【モシンナガン M1944 騎兵銃 について】
一般的にモシン・ナガンと呼ばれ、ロシア大佐のセルゲイ・イワノビッチ・モシンとベルギーのナガン兄弟が設計したボルト・アクション・ライフルです。 1891年にロシア帝国の制式小銃 M1891として採用されて以来、様々な改良をされながら第二次大戦まで使用され続けた大変息の長い小銃でした。
この為バリエーションが多く、またライセンス生産や鹵獲されて他国に多く使用された銃でもあります。
モシンナガンのバリエーションの内、M1891/30小銃はM1891小銃の改良型で、第二次世界大戦時のロシア軍主力小銃です。 M1891/30小銃はM1891小銃に比べ銃身が若干短くなった他、リア・サイトとフロント・サイトが強化され、 フロント・サイトに筒状のカバーが追加されました。 また、刻印はいくつかのバリエーションがあります。
このモシンナガンM1891/30小銃を短縮した騎兵モデルが1938年にソ連軍の制式となったM1938騎兵銃です。 M1938騎兵銃は騎兵の他に砲兵等が自衛用火器として使用しました。 そして、このM1938騎兵銃に折畳式のスパイク銃剣を付けたモデルがM1944騎兵銃です。 ソ連では1944年から1948年まで生産が行われ、ツーラ造兵廠を始めイジェフスク造兵廠等の刻印が見受けられます。 また、モシンナガン騎兵銃は戦後ソ連以外の社会主義国でもライセンス生産が行われました。

(モシンナガンの刻印は下記のサイトが参考になります。)(YS)
>>「Russian and Soviet Mosin Nagant Marks」

【本個体の説明】
本品は薬室上面やボルト上面、リア・サイトには、ルーマニアの造兵廠を示す「三角の中にシンプルな矢」の刻印や製造年1955年を示す刻印が見られ、戦後の短い期間製造されたルーマニア製のM1944のクローンであることが分かります。 また薬室上部にプルーフ・マークと思われる刻印が打たれていますが「W」で打ち消されています。
シリアルNo.はレシーバー、ボルト・ハンドル、弾倉のフロア・プレート及びバット・プレートがマッチしております。 リア・サイトは、100mから1,000mに対応したタンジェント・サイトで、作動もしっかりとしています。 また、フロント及びリア・バンドの固定もガタつきはございません。
金属部は所々に表面錆が見受けられますが、その殆どは美しいブルーイングがしっかりと残っています。 弾倉、銃身、機関部それぞれのコンディションも揃っておいます。 白磨きのボルトにもやはり表面錆、若干のくすみは見受けられるものの、目立った朽ち込みも見られず光沢のある良好な状態が保たれています。 傷の付き易いバット・プレートも、同様に小傷・表面錆こそありますが充分にブルーイングが残っています。
木製銃床はオリジナルのソ連製によく見られるような合板ではなく、独特の単材製となっております。 木部は金属部に比較するとやや使用感がある印象で、打ち傷や擦れが散見されますが、全体としてはオリジナルの仕上げも保たれており良い雰囲気となっています。
またフォールディング式銃剣につきましては刀身は合法アルミ製の復刻品が付属しておりますのでオリジナルの着剣機構はそのままとなっており、問題無く可動します (オリジナルの刀身はカット済みの合法品が付属致します)。
トリガー・テンションが有り、ボルトの先端部と下面を切除し、ボルト・ハンドルを閉じた状態で固定した新加工品です。(画像を確認して頂ければ分かるように、一見旧加工品の様になっています)在庫品の新加工品ロシア製モシンナガンとは異なる加工となっており、ルーマニア製M1944 騎兵銃は、モシンナガンのバリエーションの中でも数が少ない特に珍しい品です。 東京店在庫品。(YS)

【その他の情報】
無可動実銃には文章では表現の難しい傷がある場合があります。 通信販売でご購入される際は、下記に追加される詳細画像(Detail-Photos)を十分ご確認頂いた上でご注文下さい

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